「尊重」風土をつくる1つの呪文と3つの視点
おはようございます!
組織を共感自動の
マーケティング集団にすることで
高い働き甲斐と業績を両立する
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。
熱い熱戦を繰り広げるラグビー
に触発されてラグビー憲章を
題材に記事続けています。
前回、ラグビー憲章5つは
●品位 (INTEGRITY)
●情熱 (PASSION)
●結束 (SOLIDARITY)
●規律 (DISCIPLINE)
●尊重 (RESPECT)
が揃っている組織って素敵だが、
まずは「尊重」と「規律」
からではないか?という内容を
書きました。
今日は、「尊重」について
相互尊重ある組織
相互尊重のある組織。
これは別の表現にすれば、
●相手を大切にする組織
●違いを認められる組織
●欠点探しでなく、美点探しの組織
と言えると思います。
実際には、逆の組織も結構
あるように思います。
例えば、
●相手より自分優先、
自分さえ良ければいい
●自分のスタイルをつい
押し付けてしまう上司や先輩
●減点主義の評価、
チャレンジより失敗しないこと
が評価される組織
などです。
これでは、これからの時代、
採用もままならないし、
人も定着せず、経営も厳しく
なっていくでしょう。
一つの呪文と3つの視点
では、具体的にどうするか?
私は、
1つの呪文と3つの視点を
活用しています。
★一つの呪文:絶望的なほどに…
私の尊敬する経営者である
リハプライム小池社長は、
こう言われています。
「人は絶望的なほどに違う」
そう思って、ことに臨もう!
ということです。
これを前提とすれば、
多少の差異など当たり前
になります。
なんで〇〇さんはこうなんだ!
とイラっとした時など、
「絶望的なほどに違う」
と呪文のように唱えると、
私の場合、一人で怒っても
仕方ないと冷静になれます。
★3つの視点1:AAP
そして、3つの視点で
考えてみます。
一つ目は、これも私が尊敬する
コンサルタントの和仁先生
が言われていること。
「安心・安全・ポジティブな場」
略してAAP。
グーグルの調査でも明らかに
なっていますが、心理的安全性が
高いということは、それだけで
生産性がグンと上がります。
それだけでなく、相手にとって
AAPな場に出来ているか?を
常に意識することで、否応なく
尊重することに繋がります。
★3つの視点2:自分がされて嫌なことはしない。
はい、これは小学校でも
習いましたね。
本当は自分が嫌でなくても
相手にとって嫌な事はあります
から十分ではありません。
ですが、まず、この小学校で
習う基本は、やはり基本の視点
として大切だと思います。
★3つの視点3:絶対的な味方になる
前述の小池社長が言われていた
言葉で私が一番意識している
のはコレです。
一番、相手を尊重して、
大切にしてあげたいと思う対象
は、親であれば、我が子と思います。
我が子に対しては、叱る時も
あるけれど、その時も味方のはず。
私は子育てと経営をよく一緒に
語りますが、本質は一緒です。
今、私は〇〇さんの絶対的な味方か?
〇〇さんが最愛の我が子でも
同じ振る舞いをするだろうか?
これに常にYesなら、
相手を大切にできていると
思いますし、尊重のベースは十分
だと思います。
――――――
如何だったでしょうか?
相手への敬意・尊重がある組織は、
挑戦が出来ます。
サポートしあうことができます。
結果、成果が出ます。
1つの呪文と、3つの視点、
使えそうなものあれば、使ってみてください。
明日は「規律」について
触れたいと思います。