セルフ診断のススメ

昨日は、物理的な工数(時間)だけでなく、
精神力工数(疲労度)も勘案して、
タイムマネジメントしてみましょう
というお話でした。

言われてみると、確かに、
仕事は進まず疲労ばかり溜まる
仕事がある一方で、
時を忘れて取り組めてしまう
ような仕事ももありますね。

苦手・不得手・不向きな仕事
をやらないでよい状況が創れれば
それがベストですが、ほとんどの
人はそうではないと思います。

熱い想いや、使命感をもって真の本気で
取り組んでいれば、テンションは
関係ないという話も一理ありますが、
私は人の弱さも認めていたいので、
それありきで話をしたくはありません。

上記2パターンの状態を創れるのが
ベストとしても、それ以外に
方法はないのか?

ということを、自分の経験も
踏まえて考えてみました。

ちなみに私は、恥ずかしながら、
かつて中小企業診断士の仲間の一人に、

「佐々木さんは、モチベーションで
 仕事のレベルが違いすぎる。
 すごい時は本当にスゴイが、
 そうでない時は評価できない」

なる事を言われたことがある人間です。
薄々気付いていましたが、結構ショックでした。

今はそうでなくなっていると思いたい
ですが、その面がゼロでないことは
自分自身否定できません。

なので、そんな私を前提にしつつ、
調子よい時の良さをそのままに、
力が出ない時でもそれなりに
パフォーマンスを発揮する方法を
試行錯誤してきました。

今も色々試行錯誤中ですし、
私に合っても、あなたに合うかは
別問題ですので、個別の処方箋でなく
今日は処方箋を出すために、
セルフ診断しませんか?

ということをお伝えしたいと思います。

セルフ診断なので、
自分で自分を診断して病巣を見つけ
処方箋を出すわけです。

結局、世の中にハウツー情報は沢山
あれど、沢山あるということは、
万人にピッタリの処方箋がない
ということを示しているわけです。
(原理原則はあります)

世の情報は参考にしつつ、
自分だけの処方箋を見つける必要があります。

私の場合は、大きく3つのパートに
分けてセルフ診断をしています。

(1)ありたい基準の確認
企業でいう理念や行動指針、今日の目標
自分の在りたい姿を確認。(朝)

(2)今日の予定
一日の時間割を立てます。

この(1)(2)が、
セルフ診断の物差しになります。

(3)実績記入
その結果を隣に書き込みます。
スタートが何となく遅れたり、
沢山時間が必要だったりしている時は、
気乗りしていない・精神力を食う
仕事である可能性が高いです。
気になったらメモしておきます。

(4)振り帰り
一日の終わりに、今日の感謝、
今日の成果、今日の伸びしろ・課題
を書いています。
ここの伸びしろ部分が処方箋になります。

私の場合、これを踏まえて、
生産性向上のECRS、
 E:なくせないか?
 C:一緒にできないか?
 R:順番変えれないか?
 S:簡単にできないか?

などの視点で工夫するわけです。

行動面だけでなく、気持ちの面も
大きいので、そこも調整しています。

同じ日は一日としてないですし、
工夫したが上手くいかず、
元に戻すことも多々あります。

施策がループすることもありますが、
ポイントは、自分を責めないこと。
朗らかに、しかし止めることなく
続けています。

少しずつ進化している実感はあります。

やり方は私の通りでなくてよいですが、
どれか一つと言われれば、
やはり振り返りだけはしっかり
した方がよいと思います。

色々発見があるはずですから、
自分を実験台に楽しみながら
是非やってみてください。

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