声のするほうに進化するワークマンの商品開発

こんにちは！

佐々木感動マーケティングの雪山さやです。

毎週日曜日の感動経営通信メルマガは雪山からお送りします。

今週は、ワークマンの商品開発について。


現場作業や工場作業向けのアイテムを取り扱っている
ワークマンですが、
最近ではキャンプ用品や、
普段使いできる機能的なファッションアイテムなどにも
チカラを入れています。

中でもSNSで注目されるような商品を
次々と開発し販売しています。

インスタグラムで「ワークマン」と検索すると
現場作業や工場向けのブランドというのは
みじんも感じないくらい、おしゃれで、男女ともに
ワークマンアイテムを着こなしている写真がたくさん
ヒットします。

ワークマンの商品開発にはどんな秘密があるのでしょうか？

ワークマンのSNSヒット商品のひとつに
「真空保冷ペットボトルホルダー」があります。

この商品はもともと
真夏の炎天下で働く警備員さんを街中で見かけたことから
商品開発がされたそう。


2019年に販売になってから当時は全国で品薄状態に。
そして、現在は工場勤務者・作業員だけではなく、
主婦やオフィスワーカーなど、幅広い層が購入していると言います。

500ミリペットボトル用の商品がヒットしその後、
2リットルペットボトル用の商品もほしいと要望がありました。

2リットルペットボトル用として、500mlペットボトルが4本入るコンテナを販売。

すると、SNSではドリンクと一緒に他のものを
保冷する用途で使われる様子が広まり、こちらもヒット。

商品開発の担当者の方は
「改めて、SNSのすごさを思い知った」と語られていました。

ワークマンでは「声のするほうに進化する」という言葉を
よく使うそうです。

SNSでなんでもオープンになる時代です。
もちろん商品の良いところだけではなく悪いところも書かれます。

それでも、「こうなったらいいのに」というユーザーの要望や
厳しい意見も吸い上げ、商品開発を続けているワークマン。
見習うところはたくさんありそうです。

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