サブスクビジネスの変化~共創から新しい価値提供~

こんにちは!

佐々木感動マーケティングの雪山さやです。

毎週日曜日の感動経営通信メルマガは雪山からお送りします。

今日のテーマは「サブスクビジネスの変化」について。

現在、あなたはいくつのサブスクサービスを使用していますか?


今日は、KDDI総合研究所が発表した
「サブスクビジネスの潮流変化2024 」から
抜粋しご紹介します。


これまでの商品販売では売るまでが大事で、
販売数増加が目指すべきところでした。

サブスクは、ユーザーとの継続的かつ
直接的な関係性の中で価値を提供し続けるサービス。

サブスクになると
顧客との関係性は長期化しますし、
売ってからが大事です。

つまり、継続的な価値提供が必要となってきます。

───

国内のサブスク変遷を見ていきたいと思います。

旧来型サブスクには、新聞、雑誌、牛乳
電話、保険など。

そして、デジタルサブスクの台頭。
デバイスの普及とともに、動画、音楽、電子書籍など。

さらに、2018年あたりからは
あらゆるものがサブスク化し
洋服、車、家電、コスメ、お菓子、
飲食店、美容院など。

サブスクは昔からあるものですが、
対象のものやサービスが広がっていますね。


モノのサブスクの中で最も利用者が
多いジャンルは家具・家電だそう。

家電サブスクの「レンティオ」では、
月間利用者が2年強で3倍に。
2021年2月:4万人
2023年5月:12万人
と利用者数を増やしています。

所有することよりも利用できることに
価値を見出す人が増えているという
ことでしょうか。

そしてさらに、サブスクサービスを起点に
他の企業と「共創」する動きが出てきています。

例えば、調理家電のレンタルサブスクに
加えて食材のサブスクサービスを提供し
「○○のある暮らし」などのライフスタイルを
提案するというものです。


パナソニックではホームベーカリーコースでは、
新品のホームベーカリーをレンタル、
それにプラスしてパンのミックス粉が
毎月1袋届くというサービスがあります。

「手作りパンのある暮らし」が実現できるというものです。


また、ミキサーのレンタルに加えて
冷凍スムージーキットが毎月届くというサービスも。

それぞれ、パナソニック1社だけでサービス提供している
わけではなく
ホームベーカリーは、日清製粉の専用パンミックス粉
ミキサーは、 楽天ファームの冷凍スムージーキットと
コラボしています。


モノが飽和しているこの時代、
単なるモノのサブスクを超えた価値提案が
求められています。

そして、1社では実現できない価値を
パートナー企業との共創によって実現しています。

本日はサブスクビジネスの変化についてご紹介しました。
あなたのビジネスのアイデアの種になりましたら幸いです。

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