人事トレンドワード2023ー202で作文

パーソル総合研究所の機関紙『HITO 2023.12号』に
人事トレンドワード2023−2024という記事が
掲載されていました。

パーソル研究所が選んだ三大キーワードは

《賃上げ》
《リスキリング》
《人材獲得競争の再激化》

というものでした。


また参考にしたその他データとして、
以下のものが挙げられていました。


■パーソル総合研究所 シンクタンク本部
 研究員アンケート(2023年8月21日~9月8日)


1位「リスキリング」(7)
2位「賃上げ/実質賃金の引き上げ」(4)、
3位「AI(HRにおけるAI活用 含む)」
  「人的資本経営(人的資本の情報開示、人的資本投資 含む)」(ともに3)


■ パーソル総合研究所主催の各種活動にご参加いただいた
 企業人事担当者を対象としたアンケート
 (2023年8月23日~8月31日)


1位「人的資本経営(人的資本の情報開示 含む)」(30)
2位「リスキリング」(10)
3位「キャリア自律(プロティアン・キャリア 含む)」(5)
4位「ジョブ型」(4)、
5位「女性活躍(女性管理職 含む)」
  「エンゲージメント」
  「人材不足、採用(採用難 含む)」(ともに3)



■人事担当者1,000人を対象にした
 インターネットアンケート調査(2023年8月25日~8月30日)

1位「人材不足/人材確保」(468)
2位「人材育成/社員教育/スキルアップ(リスキリング 含む)」(252)
3位「賃上げ/昇給」(217)
4位「ダイバーシティ/多様性」(171)
5位「中途採用/転職」(169)



■パーソル総合研究所のウェブサイト内
 検索ランキング(2022年9月1日~2023年7月31日)

1位「研修/学習/人材育成/資格/スキル」(343)
2位「テレワーク/リモートワーク/在宅」(229)
3位「キャリア」(157)
4位「シニア/ミドル/高齢/ミドル・シニア」(143)
5位「幸福/はたらく人の幸せ」(92)



さて、これを見て、皆様はどう考えるでしょうか?
あくまでキーワードなので、これを自分なりに
解釈して、文脈をもって理解することが
大切です。そうしないと自社の施策や、
自身のキャリア戦略に活かせません。



これらのキーワードから私が理解したのは、
以下のようなものです。

『太字』が上記ランキングに出てくるキーワードです。



~~~ さっと即興で文章化してみた ~~~


グローバルな状況も含めて、『賃上げ』が
世界に遅れて日本でも通念になりだした。

また国内では、人口減少率以上に
労働人口減少率が減少する『人材不足』
の状況の中で、

生産性の向上と、多様な働き手・働き方の
活躍により、少ない人員でも賃上げできる
経営成果を出す必要が出てきた。

対応できない会社は、
『人材不足/人材確保』ができず、
競争に勝ち残れない可能性が高い。

そして、「幸福/はたらく人の幸せ
を実現できない。



生産性向上のために、激変時代に対する
『リスキリング』のための
『「人材育成/社員教育/スキルアップ』の推進と、

『AI』活用が必要である。



また、多様な働き方・働き手の活躍のために、
『女性活躍』できる会社
『シニア/ミドル/高齢/ミドル・シニア』
も活躍できる会社になっていく必要があり、

『テレワーク/リモートワーク/在宅』
など多様な働き方も考えていく必要がある。

一言でいえば『ダイバーシティ/多様性』
もった会社づくりである。


一方で、働き手側にも意識の変革が求められる。
自分の『キャリア』を主体的に設計し、
実現していく『キャリア自律(プロティアン・キャリア 含む)』
である。

企業側はこのキャリア自律を支援する
「研修/学習/人材育成/資格/スキル」に関する
環境を整えていくことも重要である。

これによって働く人と企業の間に
「エンゲージメント」が結ばれていく。


人材を「資本」として捉え、その価値を
最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上
につなげる経営のあり方『人的資本経営』を以上の
ような文脈で行っていくことである。


当社の三方未来よし経営(R)は、
『人的資本経営』を前提としているが、
これは企業と個人のいずれかが取り組むことでなく、
共に手を取り合ってこそ実現できることである。

そのための理念策定・制度構築・風土人財開発を
するのが、当社の仕事です。

~~~ ここまで ~~~

厳密に全部の言葉を使っているわけ
でないですし、使う必要はないですが、
これらの言葉をつかって自分なりに説明できること。

これは経営者は勿論のこと、
人事パーソンとしても必須ではないでしょうか?


さて、あなたなら、どんな作文しますか?