五月病のメンバーにちょっとした声掛けを

チームSKM 上村拓也です。

ゴールデンウイークも明けて
仕事が始まったばかりの方も
多いのではないでしょうか?


前回は「遊び」についてお話させていただきました。
しっかりと遊べたでしょうか?


今日は真逆の話になります。
会社組織における5月にまつわる話と言えば
「五月病」がありますね。


正式な医学用語ではありませんが、
新年度になり環境が変わり、
新しい環境の変化に適応できず
心身の不調に悩まされる現象ですね。


こちらのメルマガを読まれている方は
リーダーの方や支援者の方が多いと思いますので
「五月病」のメンバーとの関わり方について
今回は考えたいと思います。


五月病になりやすい人は以下のような特徴があります。

1, 真面目で責任感が強い
2, 完璧主義者で理想が高い
3, 内向的

こういった特徴的から一人で悪循環にはまっている
ケースが多いかと考えられます。


上司の立場としても新年度は忙しく、
部下の相手が出来ない
忙しくてイライラしている
という状態になっている可能性もあります。

内向的で真面目な部下はますます
話しかけづらくなってきます。


上司としては1on1の時間を定期的に設けて
心身の状態や悩みについて話を聞く時間を設ける事や
毎日、積極的に次のような声掛けをする事も有効です。

「忙しくて構ってあげられなくて申し訳ない」
「悩みがあったら時間作れるけど今週どう?」

人は明るい未来が見えてくると現在がしんどくても
頑張れるという特徴があります。


例えば「上司とそりが合わないけど、3ヶ月後に上司が異動する」
という事実が分かっていたらどうでしょうか?
今が大変でも頑張れるのではないでしょうか?

部下に「未来は明るい」「この状態はいつか解決する」
という事を示してあげる事が大切です。


またそのために声掛けをしていくわけですが、
人は「気にかけてくれている」と思われるだけで
安心と信頼関係が生まれます。


忙しくて自分の事で精一杯の方も
是非とも周りを見渡して
心が沈んでいそうなメンバーがいたら
少し声を掛けてあげてください。