五輪で考える仕事のあり方とやり方
チームSKM 上村です。
パリオリンピックも終わりが近づいてきましたね。
深夜帯の放送が多いので
中々、生で視聴は難しい方も多いかと思いますが、
皆さん視聴されていますか?
結構、審判に対する問題が出ていますね。
真意は分からないので審判批判をここでするつもりはありません。
ただ、この審判への日本人からの不満を見て
日々の仕事に対するあり方とやり方について考えさせられました。
例えば柔道の団体戦では
延長戦になって後、指導1回で反則負けになった途端に
指導をとらなくなるということがありました。
これについては「基準の曖昧さ」
「指導を出すと開催国が敗退するという決断をする怖さ」
など主観が入ってしまうルールの脆弱さを感じましたし、
決勝戦で同点になった際の対戦階級を決める際に
バラエティ番組で見るようなデジタルルーレットで
フランスの最強で英雄的存在の選手の階級になったのも
「出来レースだ」「仕組まれている!」
これに関しても真意は分かりませんが、
そのように捉えられる方法を選択する事に
問題があると提起されていました。
確かに、公平性や納得性がないと
世論は納得してくれません。
これは仕事においても同じで
クレームや不具合に対しては
明瞭な説明が求められます。
もう1つは男子サッカーの日本対スペイン戦で
日本の細谷選手のゴールがオフサイドで取り消しになりました。
これも足が少しだけ出ていたので、
厳密にはオフサイドなのですが、
攻めて側に有利になるプレイでもなく、
オフサイドの本来の意図とはかけ離れたプレイで
スペイン選手側も全く抗議もしておらず、
メディアも「ラッキーだった」と伝えているくらいでした。
こちらに関しても、
「そもそもこのルールはなんのためにあるのか?」
といった「そもそも論」に立ち返って
問題があるルールは変えなければならない
と考えさせられました。
そして、全体を通して思ったことは
勿論、多くの審判の方が本気で
プロフェッショナルとして
仕事をされているのでしょうが、
審判の判断ミスで
五輪のために本気で捧げてきた選手の
4年間を無駄にしてしまう事にもなり得るという事でした。
審判もそれくらいの覚悟を持って
スキルアップと改善をして臨んで欲しいと感じました。
そして同時に我々仕事をしている人間も
ルールの見直し、改善、プロフェッショナル意識
こういった事を改めて意識する必要があると感じました。
もう少しで五輪も終わります。
日本人選手の活躍、トップアスリートの姿には
刺激と元気をもらえます。
皆で日本代表を応援しましょう!
頑張れニッポン!