ISOは〇〇から学べ、〇〇で学べ♪…循環型社会創造企業からの学び6

おはようございます♪

一人時間あたりの稼ぎ力を増やし
働き甲斐と業績を最大化する専門家。

人生経営と会社経営を同時に黒字にする
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。

あなたが、社長またはリーダーとして
会社を変革して行こう!

そのために従業員の皆様に
新しい活動をしてもらおう!
という時に、もし現場から反発があったら
あなたはどうしますか?

石坂産業ではなんと4割の従業員が退社され
平均年齢が55歳から35歳に下がる
というとてつもない反発があったそうです。

その状況でも諦めず、
会社の変革をやりきった社長の意思決定と覚悟
は本当に素晴らしいものです。

しかし覚悟だけで上手くいくものではなく
石坂社長は持ち前のアイデアも活かし、
現実的な対策をしっかりと打たれました。

想いの強さやり続ける覚悟。
これはもちろん大前提として大切ですが、

その上でコトを成し遂げるために
仲間の力をどうあつめるか?
コトの進め方も大切です。

今日は ISO 取得に関して
石田社長が打った従業員を参加させる施策と
その考え方についてお伝えしたいと思います。

ISOは〇〇から学べ、〇〇で学べ♪

産業廃棄物中間処理業者で働く方々は
一般的には勉強することに慣れていない方が
多かったようです。

石坂社長がこれからは透明性があり
客観的な基準で会社をレベルアップしていこうと
考え ISO をその軸に据えられた時、
現場の方は猛反発されたそうです。

今まであまり勉強なんて縁がなかったのに、
なんで今更勉強しなければならないのか?
今やっている仕事と何の関係があるのか?

正直かったるいし、やっていられない!
そんなふうに思った方も多いのではないかと想像します。

そして実際に退社する方が多く出ました。

しかしその時、石坂社長は正論をぶつけて
勉強をただ強要するようなことは
しませんでした。

最初 ISO を取得するにあたり男性の
コンサルタントの先生を雇ったそうです。
すると船をこぐ人が大多数。

これではいけないと、
その男性のコンサルタントから
即刻で女性の先生に切り替えたそうです。

さらに、日頃漫画には慣れているが
活字には慣れていない現場の方々に向けて、
テキストは漫画にしてほしい!
というリクエストも出されました。

これがきっかけに
だんだんと勉強する姿勢がつき、
業界で類を見ない3種統合マネジメントを
スタートさせます。

今では委員会活動での内部監査等も含め
7種類のマネージメントを運用されています。

石坂社長は言われていました。

専門家はそれぞれの分野を区切って
その区切った範囲内で研究し、
深堀りしているから専門家たり得ている。

しかし経営は、その専門分野で
区切ることはできない。

経営者は相反するものも含めて
総合的に判断する必要がある。

専門家のそれぞれの専門性を尊重ながらも、
自社にとって全体最適な形が何なのか?
どのようにコトを運べばいいのか?
これを考えるのは社長の仕事である。

最近だとコロナの対応で
似たようなことを感じることがありますが、

社長の仕事、リーダーの仕事でも
まさに同じことが言えます。