一人と向き合う

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佐々木千博です。

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★一人と向き合う

昨日は、当社雪山さんからアンコンシャス・
バイアス(無意識の偏見)、私流に言えば、
色眼鏡について、女性に向けてありがちな
代表的なものをお伝えしました。

以下のような内容でした。

【誤解その1】
 女性は結婚・出産のタイミングで
 働くモチベーションが下がる

【誤解その2】
 女性は管理職になりたくない

【誤解その3】
 転勤を嫌がる女性は上昇志向がない

妻は、雪山さんのメルマガ、
まさにその通り!
と我が意を得たりとの感想でした。

妻は、結婚後も変わらず
頑張っていましたし、
出産後も上記の【誤解その1】
をもたらさないのは私の仕事の一つ
というような感じで仕事していました。

一方で、権利を濫用というか
自分のために都合よく制度を使い倒す
人も結構いたようです。

【誤解その2】もそうです。
2人の子どもを生む過程で、大企業に
属する妻の評価は正直、各3年、
計6年止まりました。

期中に産休に入るとノー評価、
期中に戻るので、その年もノー評価、
つまり昇進はない・・・
結局3年棒にふるのです。

妻がずっと指導していた、
お世辞にも仕事できると言えない
様子の独身女性が先に昇進しました。

期中参画という理由だけで、
フルで1年いた人よりいい評価が
出来ないというのは、
評価者訓練不足と、ことなかれ主義で
説明責任から逃げているだけと
感じますが、こういう事実があるのは、
私も15年大組織の組織人として
働いたので、よくわかります。

自分ではどうしようもないことも
多く、口惜しかったと思います。

【誤解その3】もそうです。
妻は、今の部署からあまり動きたくない。
それは4歳の下の子を迎えに行きつつ、
フルタイムで仕事も頑張りたいからです。

両方全うしたいから、異動はしたくない。
やる気がないからとは真逆です。

勿論、妻とは全く違うタイプ
の女性もいることを知っています。

(女性のワークキャリアについては、
 妻と山ほど話す中で、本当に沢山勉強
 させてもらいました)

さて、書き出すとつい長くなって
しまいましたが、妻の話はほんの一例です。

横着に「女性」と一括りする。

他にも色々な一括りがあります。
「高卒者は」「Fランク校の人は」
「〇〇業界の人は」「〇〇地域は」
「〇〇人は」「パートは」「LGBTの人は」
 ・・・

こういった横着な一括りが、単純化、
色眼鏡を生むのだと私は感じています。

特に全員の顔が分かる中小企業
において、上記のような一括り・
グルーピングは一切不要だと感じています。

「女性のAさんは・・・」
の「女性の」は要らない。

「男性で子どももいるBさんを・・・」
の「男性で子どももいる」は要らない。

「Aさんは・・・」
「Bさんは・・・」

これで十分です。

その人がどういう状況なのか?
その人が何を求めているのか?
その人は、どんな貢献・実績をあげているのか?
その人に、何を期待したいのか?

余計な一括りの条件付けせず
その人をシンプルに見て、接して、
評価・処遇すればいいだけです。

配慮と色眼鏡は別です。

余計な前提条件なしで、
目の前の人、一人としっかり
向き合って、その人の魅力・潜在力を
引き出していきましょう。