企画作りはプロセスを大切に

おはようございます。

三方未来よし経営のビジョン達成を
経営コンサル・企業研修で支援する

感動経営コンサルタント
中小企業診断士・キャリアコンサルタント
佐々木千博です。


★今日のCONTENTS★

1|企画作りはプロセスを大切に
2|伸びる社風・低迷する社風
3|(プレ予告)あの「人が輝く会社づくり勉強会」
  第2期の公開がまもなく始まります。

 1|企画作りはプロセスを大切に



B2Bの受注活動における企画(企画書)づくり
について、この2日間アドバイスする機会が
ありました。
 
 
その中で、気付いた点がありますので、
シェアしたいと思います。

・・・

私の前職は企画職で、たくさんの営業の
依頼を聞いて、企画をつくり
顧客企業に提案して、仕事を受注
するという仕事をしていました。


若いころは、一生懸命、
企画書を作っていました。

一発でいいものを創ろうと、
スゴイといってもらいたくて、
一人でたくさんのページ書きましたし、
小ぎれいに創ろうと頑張っていました。


しかし働くにつれて、
一発でいいものを創ろうという気持ち
はなくなりました。初回訪問は、
ありものの汎用資料だけだったり、
A4 1枚のWord文書だけ買いて
お客様を訪問することも増えました。

もちろん、サボるようになった
ということではありません。


気付いたのは、

企画=企画書ではない。
ページ数=企画の質ではない。
1回で100点取る必要はない
キレイな企画書より、中身のある企画


というようなことです。


30代の私の企画書の一般的な作り方
は以下のようなものになりました。
(既存得意先の場合)
 

1)営業から、A社に〇〇の提案をしたい
  と相談を受ける。


 
2)「はい、よろこんで」とは言いません。
  なぜA社に〇〇を提案したいのですか?
  その狙いは何ですか?
  その提案の営業シナリオは?
  お客様の感触はどうですか?
  と色々聞きます。


3)営業が、ノープランに近い時は、
  『それじゃあ提案できない。
   △△など聞いてきてください。』
  とお願いします。

  または、私なりの仮説を話したうえで、
  一緒に話を聞きに行きましょう♪
  と企画書・提案書の類は作らず
  訪問します。
  (ヒアリング・メモを作ることはあります)



4)情報収集します。会社のサイトは
  勿論ですが、お店などあれば、
  そのお店に行ってみたりします。
  会社サイトでの会社案内だけでなく、
  有価証券報告書や採用ページなどから
  ヒントを拾うこともあります。
  当該団体のページに、良くまとめられた
  情報がある場合もあるので参照します。

  過去に同業界など提案に言ったことがある人
  がいれば、その人の話も聞きます。


5)企画作りに着手する前に、書籍の目次の
  章に相当するレベルで、全体構成を
  確認します。



6)合意が取れたら、俗にいう企画書着手。
  頭の中にすべてプロットできている時は
  いきなりPPTで作ります。


  頭の中ですべての絵が見えていない時、
  内容・シナリオを検討すべき時は、
  Wordで企画書のもとを作ります。
  ここに一番時間を使います。

 
 
7)一発で完成品を営業や得意先に
  出すことは出来るだけ避けます。


  疑問点があれば、つど営業か得意先に聞き、
  方針や構成に疑義がでれば、つど営業に
  提示してチェックを受けます。
  
  たたき台の段階で、得意先に見せながら
  話ができる関係(この関係作るのは営業の仕事)
  ならば、企画書づくりに得意先も巻き込みます。
 
 
8)このプロセスを共有した企画書は
  得意先の納得度も高いですし、
  高い確率で受注します。


  企画作りの中で、〇〇の提案が☆☆に変わる
  ことも勿論ありです。無理があるな・・・
  となった場合、途中で〇〇の企画提案自体
  を辞める場合もあります。

  コンペでも得意先との関係が強固なら、
  途中段階のチェックをうけること可能です。


もちろん、得意先との関係性や、
新規の場合など異なる時もありますが、
基本的には同じです。
 
これによって、調査や考える時間をかける
企画はあっても、企画書をつくる時間は減りました。
受注率はあがりました。


・・・・

昨日・今日と、2人の企画の作り方を
聞いていると

最初の前提条件、方向性が握れない
 ままにスタートしていた

「企画書」を頑張って作っていました。

完成してから、関係者に
 見せようとしていました。

最初からPPTで作ろうとしていました。

章立て・目次を作らず、最初から本文を書いていました。
 なので木を見て森を見ずでした。


一生懸命やっているだけに、勿体ないです。

お話した結果、色々気付きが
あったようなので、良かったです。


皆さんは企画、どのようなプロセスで
やっていますか?


仕事の内容によって、企画の性質は様々
だと思いますが、

最初の段階でニーズの把握・確認や、
 前提とゴールの確認をしっかりする。

作り込むまでに、早い段階で
 方向性で合意する

いきなり100点目指さず、関係者を
 巻き込みながら、100点に近づいていく。


このあたりは、どんな仕事でも
同じであるように思います。


ご参考になれば幸いです。


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 2|伸びる社風・低迷する社風
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勿論、やり方も大切ですが、しかし表面的な

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今回は、やり方が成果を出すも、出さぬも

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95%以上の人は出来てないですから。

3分前後の短い動画が多いので、是非

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  • PDCAのD「実行」フェーズで重要なたった一つのポイント
  • PDCAのC「振り返り」3つのケース別チェックポイント
  • PDCAのA 「Action(改善)」4つのレベル
  • 新人教育でPDCAとセットで教えるべきこと

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 3|(プレ予告)あの「人が輝く会社づくり勉強会」
   第2期の公開がまもなく始まります。
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深められること。(社長の講話は数あれど、従業員の
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大切にしていることも含めて理解し、自社に落とし込む
カリキュラムが用意されています。


昨年参加した方からは、こんな声を頂いています。
ごくごく一部をご紹介します。

 すごいの一言。こんな会社を作りたい

 帰属意識とかそんなレベルではなく、
  本当にぶんぶんファミリーの一員として
  誇りをもって仕事をしているのが素晴らしい。

 管理しないから、何もしない会社もあれば、
  管理しないから、自発的に事を進める会社
  もあります。この違いは大きいですね。

 「ナチュラルゾーンでやっている」という話。
  「感謝」「利他」をナチュラルにやっている。
  ドライバーさんが感化されている。
  中途採用の中西さんが感化されている。すごい!!!

 当たり前の連鎖ではなく、感謝の連鎖を
  起点にしたいと思いました。



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なぜPDCA等の行動管理を徹底しても成果につながらないのか?

スタッフの成長・幸せと、業績は両立させるしかないわけ

人が輝く会社の人財育成7つの要諦



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