ONLINEワークショップ成功の7ポイント

おはようございます。

三方未来よし経営(R)のビジョン達成を
社風・人財開発とマーケティングで支援する

(株)佐々木感動マーケティング
佐々木千博です。

今日はノウハウ・ゴリゴリ系です。


★今日のCONTENTS★

1|ONLINEワークショップは設計とセットアップが命

2|【YouTube】あなたの職場の会話の質は豊かですか?

3|【セミナー】「人が輝く会社づくり勉強会」第二期
   無料セミナー&説明会 

 1|ONLINEワークショップ成功の7ポイント



先日、とあるオンライン・ワークショップの
練習会を仲間と一緒にやりました。



情報提供だけしても、プロセスを共有できない
ので学習効果はあがりません。

プロセスを共有し、共に学ぶ、質の高い共育
を推進するには、ジョブ中の共育と共に
ワークショップの重要性は増していくでしょう。

また、時流から、非言語情報が大きく削られるが
開催しやすいオンライン需要も増していくことは
間違いありません。


この練習会では、そんなこれからの時代に必須
オンライン・ワークショップの練習
全国の仲間と一緒にトライしました。



結果論としては、ハードモードの厳しい条件下
での練習会となり、とても学びが深いものに
なりました。

企画・招集してくれたAさんに本当に感謝です。


そこで感じたことも含めて、
ワークショップを成功させる7ポイントに
まとめてみました。


7ポイント

・POINT1.目的や期待効果、参加属性と環境を把握
・POINT2.テーマ設定
・POINT3.プロセスの設計
・POINT4.初期セットアップ
・POINT5.チーム運営
・POINT6.余裕と規律ある運営
・POINT7.振り返り





■POINT1.目的や期待効果、参加属性と環境を把握

目的や期待効果は当たり前ですね。

今回、私は敢えてPCよりも制約のある
タブレット参加をしました。
比較対象のためにPCでも接続しましたが、
使い勝手・視認性が全く異なり、
参加者体験が全く違くことがよく分かりました。

また、関係性のある人と、そうでない人。
そのワークショップに対する事前知識の有無
などでも、設計が変わってきます。

関係性が薄いメンバー同士のワークショップ
の場合は、場を温めることに十分な配慮が必要です。


また、メンバーとデバイス・通信環境などの
事前確認は必須です。可能なら、条件を事前に
特定できると品質担保が容易になります。



■POINT2.テーマ設定

テーマ設定で、半分くらい成果が
決まってしまうような気がしています。

WHAT(何)、WHY(なぜ)、HOW(どのように)
が大切という話がありますが、
テーマ設定においては、WHAT(何)がポイントです。

テーマ設定をどうするか?
参加者にテーマ設定してもらう時は、
テーマ設定にどういう前提を設けるか?
はとても大事です。

私自身、直近2回のファシリでは、
このWHATで少し失敗し、立て直しに
余計な時間とエネルギーを使いました。


課題解決型のワークショップであれば、
関心の輪ではなく、
参加者の影響力の輪(自分達で何とか
できるテーマ)を設定してもらわないと
なかなか難しいように思います。



■POINT3.プロセスの設計

私がワークショップをやる時は、
実施前に何度か脳内シミュレーションをします。

脳内で参加者の方に動いてもらい、
引っかかりがないかシミュレーションします。
違和感があれば、シナリオを見直します。

・テーマ設定をどうするか?

・事前情報をどの程度出すか?
 どう伝えるか?

・事前準備をしてもらう方がいいか?

・配布資料を用意するか否か?
 用意する場合、何を用意するか?

・最初の入りはどうするか?
 (最初のスタートで躓くと
  結構あとあとまで影響します。)

・ゴールイメージはしっくりするか?
(結果をコントロールするということでなく、
 違和感なく、最後には気付きと充実感の場が
 出来ているイメージができるか?)

・タイムラインと内容の取捨選択
(相手が受け取れるボリュームとスピード)

・必要ならテンぱった時のアンチョコ用意



■POINT4.初期セットアップ

これは研修全般に言えますが、
環境づくり、場づくり、参加姿勢づくり(動機付け)、
観点付与(視座・視野・視点の設定)、
で、同じコンテンツでも全く学習効果が変わります。

わたしはガチガチには決めず、
その場の空気感でアドリブというか
柔軟に調整するタイプですが、

とはいえ、イメージを2・3パターン
先に頭の中でシミュレーションしておく
ことはしています。



■POINT5.チーム運営

これは特にオンラインの場合に重要です。
リアルであれば、会場全体の空気感や
状態をメインファシリテーターは一気に
感じ取ることができますし、
各テーブルを回れば、随時フォローも出来ます。

オンラインの場合、ブレイクアウトルーム
のような形になるので、どうしても
サブファシリテーターが必要です。

また、機器トラブルや、システム面や利用方法の
サポートをするテクニカルサポートも必要です。

サブ運営者も交えて、事前すり合わせが必要です。
また、別ルートでリアルタイムでやり取り
するルート確保も大切です。

依頼側としては、いいオンライン・ワークショップ
の場合は特に、いいチーム体制を敷けるところに
依頼することも大切ですね。



■POINT6.余裕と規律ある運営

リアルに比べ、オンラインは融通が
効きにくいです。予期せぬトラブルが
起こることもあります。

精神的に、時間的に、余裕はもって
置いた方がよいと思います。
時間が残れば、内省やシェアで深める時間
をしっかりとれば良いだけです。

規律というのは、タイムスケジュールです。
皆がバラバラの環境から接続するので、
リアルよりも規律が緩みがちだと
感じています。

お互いに空気感が共有しにくいので、
察して協調するのが難しいです。
リアルより規律をしっかりした
運営を意識する必要があると感じます。

※私自身が結構、その場で調整しちゃう
 タイプなので自戒も込めて



■POINT7.振り返り

常に、より参加者の成長や、よりよいアウトプット
のためには振り返りは不可欠です。

リアルでも勿論必要なのですが、
オンラインで一定人数を超える場合、
ブレイクアウトルームなどを組むことになるので、
メインファシリテーターに分かることには
どうしても限界があります。

リアル以上に、チーム体制で取り組む必要もあります。

故に、メインファシリテーターが
その日のワークショップをしっかり振り返り、
次に活かすためにも、

ONLINEワークショップチームがより
一体感をもって質の高い場を提供するためにも
振り返りの重要性がとても高いです。


ーーー


実は今日のメルマガ自体、
ONLINEワークショップ練習会の
私の振り返りも兼ねていたります(笑)

一緒にやってくれた仲間が見てくれていたら、
その方への貢献にもなるかと書いていますが、

私の今までの経験も踏まえて、
どんなONLINEワークショップでも
重要な7ポイントと思います。



ご参考になれば幸いです。

ファシリや設計は、
私の得意とする分野でもありますので、
分からないところあれば、
お気軽にメール返信でいいので、聞いてくださいね。



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 2|【YouTube】あなたの職場の会話の質は豊かですか?
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あなたの職場の会話の質は豊かですか?

職場の会話の質で、力をイキイキ発揮できたり、
出来なかったりします。


さらには、定着したり、辞めたりする。

先日、聞いた実話と、
私の経験をもとにお伝えします。



ある日、他部署から異動してきた
Bさんに、その職場のリーダーAさんが
声をかけました。

何気ない一言だったのですが、
その方は、とつぜん泣いたそうです。

その背景には?



▼動画▼
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