モチベーションがわきません
三方未来よし経営(R)のビジョン達成を
社風・人財開発とマーケティングで支援する
(株)佐々木感動マーケティング
佐々木千博です。
★今日のCONTENTS★
【Contents】
モチベーションがわきません
【Book】NEW
毎日更新・今日の読書「心に革命を起こせ」
【YouTube】NEW
生産性向上、3つの観点
【Contents】モチベーションがわきません
先日、複数の中小企業様40名ほど集まった
合同若手研修に登壇しました。
研修の終了後に、参加者のお一人が、
後片付けをしていた私のところに
「個人的な相談をしていいですか?」
と来られました。
研修で何かを感じて、アンケートと別に、
感想を個別に述べてくれる方、
感動を伝えてくれる方、
深く理解するための質問をされる方、
そういった方が、時々居られ、勿論ウェルカム
なのですが、今回は少し様子が違いました。
その方の話は大凡こんな内容でした。
「今日の研修を受けて、先生なら
いいアドバイスもらえるかと思ったのですが、
いままで、いい上司に恵まれていました。
しかし上司が替わって、どうしても
働くモチベーションがわきません。
このまま、今の会社にいるべきでしょうか?」
少し深刻な雰囲気です。
これだけでは分からないので、
今までの上司と今の上司の違いや、
仕事内容、上司や職場の人間関係
なども一応聞いたのですが、
それよりも、「環境が変わったから
モチベーションがわきません」という
ところが気になりました。
「環境次第でモチベーションが上がったり
下がったりするのだとしたら、
それは自分に軸がなく、環境に反応する
だけになってしまっている可能性があります。」
「困難への向き合い方ですが、
どこに行くか?を決めることが大切です。
例えばヨットは、目的地さえ決めていれば
順風でなくても、横から風吹いても
向かい風でも目的地に到達できます。
問題なのは風ではなく、ゴールが明確でないこと、
またはヨットの帆の張りかたなんです。
ゴールがないと風任せになる他ありません」
「何か、仕事を通して実現したい
自分の内から湧き出るような
夢や目標などありませんか?」
というようなことを聞きました。
すると、
「今の会社には目標がありません。
実は親が会社をやっていて、
将来はその仕事を継ぎたいと思って
修行で今の会社に入りました」
とのこと。
そこで、こんな旨のことをお伝えしました。
「そういうことであれば、
苦手な上司というのは、
最高の練習になりますね♪
会社を継いだら、サラリーマンを
やっているときよりも海千山千の
変な人とやっていかないといけないかもしれない。
厳しい状況に出くわすかもしれない。
順風満帆な会社員生活では修行に
なりませんもんね。
むしろ、問題上司は大歓迎。
筋肉に負荷かけないと
筋トレにならないのと一緒ですよ。
いい練習相手が出来た!と思ってはどうですか?」
その方の顔はみるみる晴れていきました。
モチベーションが状況によって変わるとしたら、
それは環境に反応する、
環境に依存するモチベーションに
なってしまっている可能性があります。
人間ですから、そういうこともあると
思います(私もあります)が、
環境に振り回されるだけのモチベーション
では少し大変かと思います。
そんな時は、環境のことを一旦忘れて、
自分の胸に聞いてみてください。
自分の中にある、志・夢・目標・使命感など
中から湧き出てくるものを確認してみてください。
NEW【YouTube】生産性向上、3つの観点
生産性向上は、今やどの会社でも
極めて重要なテーマです。
単に残業削減ばかり叫んでいる
残念な会社もありますが、
そんな会社に未来はないでしょう。
業務内容・業務プロセスの見直しだけでなく、
多角的に生産性向上を考えたいものです。
▼動画▼
https://www.youtube.com/watch?v=8gtHspKUzQ0
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NEW【Book】毎日更新・今日の読書
「心に革命を起こせ」
人財の理解力・考える力・創造性の開発なしに
企業の未来はありません。朝礼と同じように、
会社で定着させたい習慣が読書・アウトプット習慣です。
尚、「AI分析で分かったトップ5%社員の習慣」によると
28社の調査で、一般社員95%の読書量は年平均2.2冊、
トップ5%社員は20倍の年48.2冊です。
社長は言うに及ばず、リーダーに読書は必須習慣ですね。
*毎日、本の章単位などで、大切と感じた所を抜き出し
関連した私の想い・考えを記載します。
*「書評」や「まとめ」ではありません。
*引用は太字部分です。
一言集約「」、以降に考え等を記載します。
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「心に革命を起こせ」
著者:田辺昇一
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第二章「経営」 7 戦いで一番難しいのは引きぎわである
事業・仕事のきりあげる時機も非常に重要だ。
せっかく好調だった製品も、製品寿命の見きわめが
悪かったために、引き時に大赤字を出した、
というケースはよくある。“引きぎわ”には
一歩早く決断することが、なににもまして肝心である。
「事業も投資も戦も、引く勇気が必要」
せっかく今まで頑張ってきたのに、
もう少しやれば・・・
そういった希望的観測が深みにハマる起点になる。
「夜明け前がもっとも暗い」という言葉もあるが
その見きわめの難しさがある。
経験や感性が必要なのだろう。
経験豊かな相談者を持つと良いかもしれない。
第二章「経営」 8 いまが最悪だといえる間は最悪ではない
人間は苦しくなると、悲観的見方の方が強くなり、
順調なときはややもすると楽観的な見方が
強くなりがちなものだ。苦しくなるとすぐ、
もう行き詰まった、逃げ道はない、と思うものだ。
しかし、ネズミですら「窮鼠猫を噛む」のだ。
「万策尽きたとき、諦めないという名案がある」
昔、師事したことのある福島正伸さんの言葉で
私が好きな言葉、印象に残っているものがコレ。
もう一つ好きな言葉が「やり方は100万通りある」。
7の引き際との見きわめポイントは、
それが使命感・志によるものなのか?
手段なのか?ということかもしれない。
第二章「経営」 9 会社はつぶれるべくしてつぶれる
「会社は経営者の器以上にはならない」
というのは厳然たる真実である。
人間ややもすれば「小成に安んじ」がちだ。
ちょっと調子がよいと慢心し、
安逸をむさぼるようになる。
世の中に成功者が少ないのも、まったくこの一事にある
「いい会社とか悪い会社とかはない。あるのは、いい社長と悪い社長である。」
社長の教祖とも言われたという
社長専門コンサルタント一倉定先生のことば。
「事業経営の成否は、99%社長で決まる」という
言葉も残されている。
特に中小企業にあっては、当てはまると思う。
決めるのは社長の責任。
それを実行しきるのは社員の責任。
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