それ、誰の意見ですか?
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「さんよし会」主催の佐々木千博です。
それ、誰の意見ですか?
ChatGPTなどの生成系AIが、世間を賑わしています。
私が身を置く、研修業界でも、
こんなニュースが出ていました。
ーーーニュースーーーーーーーーーーーーーーー
AI が講師を務めることで従来の半額以下で
「リスキリング研修」が実施可能に
株式会社リスキルが提供するプログラミング研修事業
「リスキルテクノロジー」は、この度、
AI が講師を勤める新しいプログラミング研修を開始した。
年間 2000 名以上の新人エンジニアをゼロから
育て続けている実績・ノウハウに加え、
最新の AI 技術を活用することで講師費用の削減を実現し、
従来の半額以下でトレーニングサービスを実現しました。
5月23日 第8回さんよし会にて紹介
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もはや、人が人を教えるのでなく、AIが人を
教える場面も増えていくのかもしれません。
また、評価されたり、アドバイスをもらう
時にAIのアドバイスを聞くことも増えていく
かもしれません。
しかし、AIではカバーできないところも
必ずあります。
それは「誰が」言っているのか?
が重要な場面です。
いくら優秀なアウトプットでも、
ChatGPTなどのAIがそう言っているとしたら、
興ざめしたり、共感・感化されないと
いったことは容易に想像できるのではないでしょうか?
言葉そのもの・情報そのものにも
意味はありますが、本当に重要な意味を
人は文脈(コンテキスト)の中から見いだします。
「誰が」言っているのか?
「どのような理由で」言っているのか?
「どんな背景で」言っているのか?
これらの文脈が大切なわけです。
(1)AIが言っているのか?
(2)自分をコマとしてしか思っていない
冷たい上司が言っているのか?
(3)自分の尊敬する上司が言っているのか?
まったく言葉として同じ内容でも、
まったく意味が変わるでしょう。
(2)の上司に言われるくらいなら、
AIに言われた方がマシということもあるでしょう。
そして普通は、尊敬する上司から
言われるからこそ、力づけられたり、
胸襟を正したりするのだと思います。
私達は、リーダーとして、
相手から見て意味のある「誰か」で
ありたいですし、
相手から見て、意味をもたらす
「文脈」をしっかり伝えていくことが必要ですね。
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