「意見いってください」で意見でてきますか?

三方未来よし経営®のパートナー
笑顔あふれる働き方と経営の共育コミュニティ
「さんよし会」主催の佐々木千博です。


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 「意見いってください」で意見でてきますか?
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最近、従業員体験(Employee Experience)が
重要という話が人財業界ではよく出てきます。

働く人ひとりひとりが、働きがいを感じたり、
ワクワクできたりすることが、
一人一人の仕事のパフォーマンス、
ひいては企業のパフォーマンスに繋がる
という話です。


そのために、働く人の声を聞こう♪
ということでエンゲージメントサーベイなどが
盛んになっています。

1対1の面談、通称「1on1ミーティング」も
やっている企業が増えています。


しかし、そういった場をもったら、
機会をつくったら、本当に
「素直な意見」が出てくるのでしょうか?


必ずしもそうではないと思うのです。


大切なのは、そういった特別な場
ではなく「日常」です。


今日、Photoshopなどで有名なAdobeの
人事の方のお話を聞きました。
世界で20000人、日本で500人くらいいる
そうですが、

働く人の声を聞く場(Employee Survey)
では8割もの方が何らか声を出してくれる
そうです。

その方曰く、声を出すと何かしら
答えてくれる・答えようとしてくれている
と思ってもらえているからではないか?
とのことでした。


「従業員同士の繋がりを重視する。
 パーティーや社員間のネットワーキング
 すべて就業時間内にお金もかけてやる。

 あらゆる手を尽くしてコミュニケーション活性化、
 本気で、素直であれる場をつくろうとしている
 効果あるかないか分からないが、続けよう。

 その先に何か見えてくるはず。
 と、交わる場づくりにコミットしている。」

といった旨のことを言われていました。


キーポイントは、

(1)日常から関係づくりの場づくり
   にコミットして実施すること

(2)出た声に対して、真摯に応答
   すること。(意見聞いて放置するなら
   聞かない方がマシ)

(3)意見を聞く場をきっちり
   定期的に持つこと

これを(1)~(3)の順番にやっていく
ことだと思います。


従業員体験(Emplyee Experience)が高まれば
企業業績も高まると考えて人事として
従業員体験(職業を通した体験価値)に
重きを置いているとのことでしたが、

生き馬の目を抜く、栄枯盛衰の激しい
ソフトウェア業界において、表現の分野で
20年以上にわたり、世界のスタンダードで
あり続けるのは並大抵なことではないと
思います。


従業員体験を高めることで
創造性や生産性を高める日々の
取り組みが、表には出にくいけれど、
とても重要なのだろうなと想像しました。


もし、自社で「素直な意見を言ってくれない」

と感じることがあるとすれば、
それは聞いているこちら側に問題が
あると考えた方が良さそうです。


上記(1)~(3)、ぜひ意識して
やってみてください。


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