DX時代のキャリア開発(5)

HX (Human Transformation)と
DX (Digital Transformation)を支援し、
三方未来よし経営®を実現するパートナー

笑顔あふれる働き方と経営の共育コミュニティ
「さんよし会」主催の佐々木千博です。


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 DX時代のキャリア開発(5)
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キャリアコンサルタントとして、DX時代に
どのようなキャリア開発を考えていけばいいか?
を考えていこうというシリーズです。

今日は、以下の太字部分を触れます。

ーーDX時代のキャリア開発・シリーズ概要ーー

1.DX時代の日本の職場を取り巻く環境
  ・労働人口減少と生産性向上ニーズ
  ・人の業務のデジタル技術への移行
  ・VUCA時代に求められるもの

2.人とデジタル技術の棲み分け
  ・デジタル技術が人に優れるポイントとその事例
  ・AIが実現しつつあることとその事例
  ・人にますます期待される領域

3.DX時代のキャリア開発のポイント
  ・DX時代のキャリア開発における共通点
  ・経営者のキャリア開発
  ・リーダー・管理職のキャリア開発
  ・ベテランのキャリア開発
  ・若手のキャリア開発

ーーーーーー

ここまで、(3)(4)の回で、
デジタル技術やAI(人工知能)の特徴や
社会での導入事例を見てきました。


これらを見てきたのは、DX時代(デジタル技術
やAIがどんどん活用されて、ビジネスの
形が変わっていく時代)にあって、
まずデジタル技術やAIの大きな理解が
欠かせないからです。


ここからが本題です。


では、人は、どのような方向性で
キャリア自立(変化する環境において
自らのキャリア構築と学習を
主体的かつ継続的に取り組むこと)を
していけばよいのでしょうか?

人は、どんな特徴や、デジタル技術やAI
に対する優位性があるのでしょうか?


デジタル技術の強いところを端的に言ってしまうと、
「大量データを扱い」
「決められたルールに基づいて」
「正確に、何度でも高速に実行できる」

ことです。

AIの強いところを端的に言ってしまうと、
従来のデジタル技術に加えて、
「ルールも自己改善しながら」
「アウトプットの形も工夫できる」

ことです。


※AIは日進月歩なので、10年後・20年後
 どうなっているのか?は分かりませんし、

 シンギュラリティ(AIが人間を超え、
 人のコントロールを超えた進化を遂げる時)は来るのか?
 その時に、人間社会にどんなメリットと脅威があるのか?

 私はその分野の研究者ではないので、
 こういったことには、ここでは触れません。
 今のある程度見えている範囲で、考えることにします。


この特徴から、自ずと現状の限界は見えてきます。



■大量のデジタルデータがあることが前提

IoT(モノのインターネット)の進展も最近の
特徴ですし、センサー技術との組み合わせで、
物理世界のデータを取り込める部分はありますが、
基本的には「デジタルデータがある」ことが基本です。

「デジタルデータがない」または、「非常に乏しい」
ことに対しては、無力または非力になります。

人間は、五感というセンサーを使って、自ら
物理世界からリアルタイムで情報を取り続けて
仕事をすることができます。

また、ごく限られた情報からでも、経験や感性
を使って考えたり、決めることができます。

データソース(情報を取得する源)が異なります。
人間は扱えるデータ量はすくないですが、
データソースの種類が豊かです。
私はシンプルに「気づく力」と言っています。


■責任をとることが出来ない

人間世界ということで考えた場合になりますが、
AIが判断を示しても、AIは責任を取れません。
AIに名誉回復や損害賠償の訴えはできませんし、
AIに刑事罰を科すこともできません。

人間だけが保有できるのが責任能力です。
(法人というのもありますが、ここでは略します)

この責任能力と密接に関係するのが、意思決定です。
本当の意思決定は、責任能力と表裏一体です。
そういう意味で、人には「決める力」があります。


■論理性の外の領域は対応できない

コンピューターに意思や感情、心はあるのか?という
議論もあるとは思うのですが、今回の主旨と異なる
ので、それには触れません。

仮に心があったとしても、AIに共感っぽく
してもらっても、寄り添ってもらっても、
なんだか少し違う・・・となるような気がします。

悲しんだり、喜んだり、共感したり、恐怖したり
ワクワクしたりするのは人間の能力です。

また、それら感情の影響を受けて判断するのも
人の特徴です(いいか、悪いかはケースバイケース)。

感情等によって、論理性の精度の低さによって
論理破綻・論理飛躍したことで、
論理ではたどり着けないものが出てくる
可能性があります。

「ゆらぎの力」と名付けています。

また、人の「不」を解決するのが、仕事であり
ビジネスであるとするならば、相手の感情に
共感したり、寄り添ったりすることは
強みになり得ます。

私は、「共感する力」と言っています。



さて、ここまで見てくると、
人が仕事で力を発揮すべきポイントが見えてきます。

「ゆらぐ力」は、不確定性により
吉にも凶にもなるものなので、外すとして、


・豊かなデータソースから『気づく力』
・責任能力を伴った『決める力』
・気持ちを理解する『共感する力』


この3つの力が、これからの人のキャリア開発の
キーワードになると思っています。
(私の仮説です)


これらの力を磨く、これらの力を使う
ことが重要ではないか?と考えています。


さて、あなたは、これらの力を伸ばす
働き方や自己啓発していますでしょうか?



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