DX時代のキャリア開発(7)
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「さんよし会」主催の佐々木千博です。
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DX時代のキャリア開発(7)
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キャリアコンサルタントとして、DX時代に
どのようなキャリア開発を考えていけばいいか?
を考えていこうというシリーズです。
今日は、以下の太字部分を触れます。
ーーDX時代のキャリア開発・シリーズ概要ーー
1.DX時代の日本の職場を取り巻く環境
・労働人口減少と生産性向上ニーズ
・人の業務のデジタル技術への移行
・VUCA時代に求められるもの
2.人とデジタル技術の棲み分け
・デジタル技術が人に優れるポイントとその事例
・AIが実現しつつあることとその事例
・人にますます期待される領域
3.DX時代のキャリア開発のポイント
・DX時代のキャリア開発における共通点
・経営者のキャリア開発
・リーダー・管理職のキャリア開発
・ベテランのキャリア開発
・若手のキャリア開発
ーーーーーー
今回からは、各階層や役割別に
DX時代のキャリア開発を考えてみたいと思います。
勿論、キャリアは人それぞれ固有のものですし、
これが正解というものはありません。
その人の価値観や、取り巻く環境によっても、
違いますし、キャリアという観点では、
皆が自分人生の経営者なので、
十人十色というのが前提です。
ここでは、DX時代という背景を踏まえて
その時代背景の中で、それぞれの役割で、
こういうキャリア開発を考えて
いったらいいのではないか?
という私の仮説をお伝えします。
参考程度に読んでもらえればと思います。
<<< 経営者のキャリア開発 >>>
中小企業の経営者の目的を、
DXによって自社のビジネスや企業文化変革を推進する
ために必要なキャリア開発という観点で考えたいと思います。
必要な要素を出した後に、キャリア開発例
を書いてみます。
求められるスキル
■最低限のデジタルリテラシー
色々なサービスをおおよそ理解していて、
基本的な利用が出来るだけのスキルは必要。
いつぞや、デジタル担当大臣で、メールか
SNSか忘れましたが、使えない人がいましたが、
それでは流石に厳しいです。
部下もまともに上申する気になりませんね。
■デジタル技術の影響理解
デジタル技術が世の中や自社のビジネスに
どのような影響や可能性をもたらすかについて
ある程度イメージできること
■自身の「新KKD」力
旧KKD「経験・勘・度胸」が必要なこともありますが、
新KKD「仮説・検証・データ」でデータに基づいて
部下に説明させたり、データをもとに検討することは
とても大切です。
トップが「経験・勘・度胸」だけでは、DX化は無理です。
■変革マインドと新情報キャッチアップ力
変化の激しいVUCA時代、そしてデジタル技術。
常に新しい情報をキャッチアップしてトライする
姿勢が欲しいですね。
■DX時代にマッチした人財を活かす経営
(採用と育成定着して活躍してくれる環境作り)
・DX人財
デジタル技術とビジネスの両方を理解し、
ビジネス変革をデジタル技術をつかってリード
する中核人財。正直、採用困難ですが、
その人に最大限力を発揮してもらいましょう。
もしくは目のあるメンバーを育成しましょう。
・新KKD人財
データに基づいて仮説を立て、トライしてみて
結果を数値で検証できる人財を採用・育成する
仕組みづくり。
・チャレンジ人財
日進月歩の領域、ビジネスの戦国時代、
どんどん、新しい知識や技術を学び、
トライアンドエラーできる風土と人財
が育つ社内環境を整えましょう。
攻撃こそ最大の防御なり。
キャリア開発の一例
経営者の(ビジネス)キャリア開発=自社の開発
でもありますので、実は自分で全部やる
必要はありません。
例えば、組織・人財づくりは、
それが出来るリーダーを
育成することで対応できます。
仕組みづくりも同様です。
専門家を雇ってもいいでしょう。
ただ、これだけは必要というものは
あると思っています。
それは、
■最低限のデジタルリテラシー
■デジタル技術の影響理解
■DX時代にマッチした人財を活かす経営
でしょうか?
不足していると思うモノを
磨くのがよいと思います。
例えば、どうもデジタル苦手・・・
という人は、IT関連のスクールなど
行ってみるのもいいでしょう。
新しいアプリやソフトを試してみるのも
いいでしょう。触ることで分かることが
確実にあります。
(ただし、そこにハマりすぎぬよう)
デジタル技術がどう自社や世の中に影響を
与えるのか疎い人は、
・経営雑誌のDX特集を読んでみる。
・IT業界の経営者の集まりに
顔を出してみる
などもよいでしょう。
「DX時代にマッチした人財を活かす経営」
が課題なら、世の中のDX人財と言われる
ような人に、どのような会社が一番
ワクワク働けるか聞いてみるのもいいでしょう。
上手く人財を活かしている経営者仲間に
要諦を教えてもらうのもいいでしょう。
しかし、究極、これらも必要ないかもしれません。
DX化を推進したり出来る人財を惹きつけて
やまない人としての魅力とミッション・ビジョン
があればいいのかもしれません。
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