DX時代のキャリア開発(9)
HX (Human Transformation)と
DX (Digital Transformation)を支援し、
三方未来よし経営®を実現するパートナー
笑顔あふれる働き方と経営の共育コミュニティ
「さんよし会」主催の佐々木千博です。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
DX時代のキャリア開発(9)
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
キャリアコンサルタントとして、DX時代に
どのようなキャリア開発を考えていけばいいか?
を考えていこうというシリーズです。
今日は、以下の太字部分を触れます。
ーーDX時代のキャリア開発・シリーズ概要ーー
1.DX時代の日本の職場を取り巻く環境
・労働人口減少と生産性向上ニーズ
・人の業務のデジタル技術への移行
・VUCA時代に求められるもの
2.人とデジタル技術の棲み分け
・デジタル技術が人に優れるポイントとその事例
・AIが実現しつつあることとその事例
・人にますます期待される領域
3.DX時代のキャリア開発のポイント
・DX時代のキャリア開発における共通点
・経営者のキャリア開発
・リーダー・管理職のキャリア開発
・ベテランのキャリア開発
・若手のキャリア開発
ーーーーーー
今回はIT技術者ではない、どちらかというと
ITに苦手意識のあるベテラン社員(イメージ55才くらい?)
AIやデジタル技術活用が推進される社内で
活躍し続けるためには?
というテーマで考えたいと思います。
■後何年という守りの発想を捨てる
後5年だから、後10年だからと消化し合い的、
逃げの発想で仕事をするのは楽しくない。
今までが苦手でも、これを期にデジタル使いこなし
の中年の星になってやろうくらいの気持ちが欲しいですね。
会社のためでもありますが、何より自分のためです。
デジタル技術は高度化する一方で、
デジタル技術を利活用するハードルはどんどん下がっています。
進化し続けるデジタル技術を都度キャッチアップ、
適応し続けるために、
新しい学びに対する意欲や好奇心を持ち続けたいですね。
■デジタルリテラシーの向上
もし、デジタル技術に苦手意識があっても、
仕事を取り巻く環境がデジタルありきになっている
以上、最低限の概念や用語理解は必要です。
オンラインのセミナーなども沢山あります。
少しずつ学んで『慣れて』いきましょう。
■経験・ソフトスキルを活かす
デジタルリテラシーは必要ですが、今まで
培ってきたものを放棄する必要はありません。
むしろ、今まで以上に積極的に活かすべきです。
具体的には、
・自身の業務領域でのノウハウ
・過去の成功経験、失敗経験
(固執してはいけないが、大切なソフト資産です)
・コミュニケーション能力
・後輩の力を引き出すコーチ・メンターとしての力
・人脈、ネットワーク力
などです。
■ファシリテーターとして活躍
組織は複数の長所と個性を活かして成果を出します。
人と人をつなげる、デジタルが強い人にどんどん活躍
してもらう機会をつくる。苦手な人は違う強みを
活用してチームで成果を出す。
そんなファシリテーターとしてのスキルは
ベテランの方が力を発揮できるポイントです。
■変革のお手本になる
ベテランで、むしろデジタル技術が苦手そうな貴方が
積極的にデジタル技術を取り入れたり、
周りに教えを乞うて、変革に取り組むことは、
組織全体へのプラスのインパクトになります。
貴方だから出来ることです!
出来ることから、やっていきましょう!
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
▼(随時入会受付中)笑顔あふれる働き方と経営の▼
共育コミュニティ『さんよし会』
https://s-kando.com/service/
▼『笑顔仕事術』をお伝えする動画チャンネル▼
https://lit.link/sasakichihiro
▼メルマガ・バックナンバーはコチラ▼
https://s-kando.com/blog