「PERMAモデル」のEを高める施策例

ウェルビーイングの実現に、PERMAモデルを
活かすということで、「PERMAモデル」をご紹介しました。

「PERMAモデル」

  1. Positive Emotion(ポジティブな感情)
  2. Engagement(没頭)
  3. Relationships(人間関係)
  4. Meaning(意味)
  5. Accomplishment(達成)


今日は、PERMAの2. Engagement(没頭)
について、企業の取り組みとして、
どのようなことが出来そうか挙げてみたいと思います。


2. Engagement(没頭)

没頭とは、仕事や趣味などに深く集中し、
時間を忘れてしまうような状態です。
これは「フロー」とも呼ばれたりします。
従業員が仕事に没頭できるような環境を
整えることで、自己効力感が高まり、
業務に対する満足度が向上します。

 

職場の施策例として以下のようなものを
考えてみました。



■スキルの適正活用と機会提供

各社員のスキルセットを把握し、
 それを活かせる業務を割り当てるようにする

チャレンジ制度をつくる。自分が没頭でき、
 会社に貢献できる業務を自己申告出来る
 制度などをつくる



■フィードバックの質と頻度の向上

定期的な1on1ミーティング等を実施、
 進捗や困難な点について話し合い、
 没頭を阻害する要因をなくしていく

建設的で具体的なフィードバックを提供し、
 次のステップに進むための
 アドバイスやサポートを行う



■キャリア開発と成長機会づくり

スキルアップやキャリア成長のための研修
 やトレーニングプログラムを提供

キャリアパスを明確にして、社員が自身
 の成長目標を達成できるよう支援



■集中できる環境整備

集中しやすいパーテーションや
 職場環境をつくる

テレワークなどで各自が集中しやすい
 環境で働けるようにする

集中エリアを設置。集中したいときに
 集中しやすい環境を用意する。

集中タイムの創設。お互いに集中



■ゲーミフィケーションの要素を入れる
人を夢中にさせるゲームの要素や
デザイン手法を取り入れます。

ポイント
社員が特定のタスクや目標を達成するたびに
ポイントを獲得できるようにし、
一定のポイントに達したら報酬が得られる

バッジや称号の授与
特定の成果やスキルの達成に対して
バッジや称号を授与することで、
モチベーションを高める

ランキングシステム
個人やチームのパフォーマンスを
ランキング形式で表示し、
健康的な競争を促進

チャレンジとミッション
定期的にチャレンジやミッションを設定、
挑戦できるようにし、成功すると報酬やバッジ
が得られる。自分のスキルや能力を試す機会が増える

進捗の可視化
ゲームのように進捗が可視化されるシステムを導入、
自分の成長を実感しやすくする。
日々の業務に対する没頭感が高まる

要はコレクションマインドや遊び心や
競争心を上手く活用するということですね。


他にも色々考えられると思いますが、
あなたの職場にマッチしたもの、考えて、
出来る所から取り入れてみてくださいね。