「PERMAモデル」のEを高める施策例
ウェルビーイングの実現に、PERMAモデルを
活かすということで、「PERMAモデル」をご紹介しました。
「PERMAモデル」
- Positive Emotion(ポジティブな感情)
- Engagement(没頭)
- Relationships(人間関係)
- Meaning(意味)
- Accomplishment(達成)
今日は、PERMAの2. Engagement(没頭)
について、企業の取り組みとして、
どのようなことが出来そうか挙げてみたいと思います。
2. Engagement(没頭)
没頭とは、仕事や趣味などに深く集中し、
時間を忘れてしまうような状態です。
これは「フロー」とも呼ばれたりします。
従業員が仕事に没頭できるような環境を
整えることで、自己効力感が高まり、
業務に対する満足度が向上します。
職場の施策例として以下のようなものを
考えてみました。
■スキルの適正活用と機会提供
各社員のスキルセットを把握し、
それを活かせる業務を割り当てるようにする
チャレンジ制度をつくる。自分が没頭でき、
会社に貢献できる業務を自己申告出来る
制度などをつくる
■フィードバックの質と頻度の向上
定期的な1on1ミーティング等を実施、
進捗や困難な点について話し合い、
没頭を阻害する要因をなくしていく
建設的で具体的なフィードバックを提供し、
次のステップに進むための
アドバイスやサポートを行う
■キャリア開発と成長機会づくり
スキルアップやキャリア成長のための研修
やトレーニングプログラムを提供
キャリアパスを明確にして、社員が自身
の成長目標を達成できるよう支援
■集中できる環境整備
集中しやすいパーテーションや
職場環境をつくる
テレワークなどで各自が集中しやすい
環境で働けるようにする
集中エリアを設置。集中したいときに
集中しやすい環境を用意する。
集中タイムの創設。お互いに集中
■ゲーミフィケーションの要素を入れる
人を夢中にさせるゲームの要素や
デザイン手法を取り入れます。
ポイント
社員が特定のタスクや目標を達成するたびに
ポイントを獲得できるようにし、
一定のポイントに達したら報酬が得られる
バッジや称号の授与
特定の成果やスキルの達成に対して
バッジや称号を授与することで、
モチベーションを高める
ランキングシステム
個人やチームのパフォーマンスを
ランキング形式で表示し、
健康的な競争を促進
チャレンジとミッション
定期的にチャレンジやミッションを設定、
挑戦できるようにし、成功すると報酬やバッジ
が得られる。自分のスキルや能力を試す機会が増える
進捗の可視化
ゲームのように進捗が可視化されるシステムを導入、
自分の成長を実感しやすくする。
日々の業務に対する没頭感が高まる
要はコレクションマインドや遊び心や
競争心を上手く活用するということですね。
他にも色々考えられると思いますが、
あなたの職場にマッチしたもの、考えて、
出来る所から取り入れてみてくださいね。