「PERMAモデル」のPを高める施策例

前回は、
ウェルビーイングの実現に、PERMAモデルを活かす

ということで、

「PERMAモデル」をご紹介しました。


「PERMAモデル」
1. Positive Emotion(ポジティブな感情)
2. Engagement(没頭)
3. Relationships(人間関係)
4. Meaning(意味)
5. Accomplishment(達成)


今日からは、PERMAの一つずつ、
企業の施策として考えた時に、どのような
ことが出来そうか挙げてみたいと思います。



1. Positive Emotion(ポジティブな感情)

ポジティブな感情は、喜び、感謝、満足、
愛、希望などの感情を指します。これらの感情が
多いと、肯定的な感情を生み出しますし、
幸福感の基礎となります。
従業員が日々ポジティブな感情を感じる環境
を提供することで、
ストレスの軽減や生産性の向上が期待できます。




PERMAモデルにおけるPositive Emotion
(ポジティブな感情)を高めるための
職場の施策例として以下のようなものを
考えてみました。


■社内に感謝を感じる機会を増やす

同僚同士で感謝の言葉を送り合う
 「感謝タイム」を朝礼や終礼で設ける

サンクスカードを実施。多く感謝された
 メンバーや多く感謝したメンバーを
 表彰する制度をつくる


■ポジティブフィードバックの奨励

リーダーにポジティブフィードバック
 の実施を推奨する

小さな成功でも積極的に認める風土を作る


■ワークショップやトレーニング実施

 
ワークショップやトレーニングを
 定期的に開催し、社員が自分のポジティブ
 な感情を意識し、増やす方法を学ぶ機会を提供する。

リラクゼーションやマインドフルネスなど
 でストレス管理をサポート


■職場環境の改善

オフィスに自然光を取り入れたり、
 植物を配置したりして明るく
 リラックスできる環境にする

社員がリフレッシュできる
 スペースや休憩室を用意する


■チームビルディング活動の推進

定期的にチームビルディング活動や
 レクリエーションイベントを実施

趣味やスポーツのサークル活動を支援し、
 社員同士の前向きな交流機会を増やす



他にも色々考えられると思いますが、
あなたの職場にマッチしたもの、考えて、
出来る所から取り入れてみてくださいね。