コミュニケーションをセルフチェック(2)
前号では、DiSCを思い出して、
私のコミュニケーション改善の歴史にも触れながら、
コミュニケーションをセルフチェックしましょう
というお話をお届けしました。
今日は、コミュニケーションでも、
相手が話した後に「受けごたえの癖」
を一緒に考えたいと思います。
場面は仕事場。
どうか、あなたの話相手をAさんとします。
Aさん:「〇〇をやりましょう!」
あなた:「****」
ここに、よく入って最初の言葉はなんですか?
この言葉で、その後の援助も関係性も
変わったと思います。
あなたの「思考・認めごたえの癖」も
出ていると考えられます。
パターン
A)それでも、*** →引き続きが続きます
B) どうせ、*** → 諦めるような言葉が続く
C)だって、*** →他責的な言葉が続く
D) いいね、*** → 賛同的な言葉が続く
E)面白いね、*** → ワクワクが伝わる
F)そうきたか! *** →予想外だったことが伝わる
G)無反応・無表情に見える →関心のなさが伝わる
H)目キラキラ、すごく言っている → 興味・関心が伝わる
I) 貧乏揺すり →イライラや早く終わればいいのに・・・が伝わる
他にも色々なご了承があります。
受けごたえは言葉を発するだけとは限りません。
表情、しぐさ、葛藤、すべて受けごたえです。
ご自身はどんな「うけごたえの癖」がありますか?
私自身は、かつてはA)、B)、C)もあった
と思いますが、今はほとんどないと思います。
自然に消えたというより、自分の言葉に
意識を向けている内に消えていきました。
言葉(心の声:インナーカンバセーション含む)は
作っていきます。
『食べたもので体が作られ、
聞いた言葉で心が出来て、
語られた言葉で未来がつくられる』
一番聞いている言葉は、誰の言葉でも、
私の言葉です、
否定的・諦め的・他責的に生きるのは、
私は嫌だな・残念なと思ったから
セルフチェックして意識して減らしました。
とっさの受けごたえに、
その人になりやすいです。
ということは、受けごたえというコミュニケーション
をセルフチェックすることで、
の癖が見えてきます。
癖が分かると、
直した場合は出来ます。
(無意識ではない、意図的には直せません)
(当然、直したくなければ、直さなくてもかまいません)
の受け取りごたえ、相手に対する反応の癖、
セルフチェックしてみてください。