経験を振り返り、成功のレシピをつくる

前号では、中川さんの新潟県白根の体験談の
メルマガを起点に「経験学習モデル」
についてお伝えしました。


今日は、経験学習モデルを実ビジネスに
適用すればどうなるか?

という観点で一緒に考えてみたいと思います。


事例は、日曜日配信の中川さんのものです。

経験    :新潟県白根の体験
経験者の想定:飲食店経営者


つまり、中川さんが仮に飲食店経営者で
出張先でいいお店を発見した時という
シチュエーションを想定します。


1. 具体的な経験

・食事前に頑張った経験がある
・Googleでの口コミにワクワク
・到着するまでの不安
・一発目の表情にノックアウト
・想定外の価格(安い!)
・多くて、美味しい(ホントにこの値段?)
・店員さんに喜ばれる
・交流がある
・再来店してまた喜ばれる
・嬉しい際来店の期待に応えたくなる


2.内省的反省・振り返り

・本体験前に色々期待やドキドキ
 などがあったから、余計にお店が
 際だったなぁ

・最初で一気に感動の導火線に
 火を付けられちゃったな。
 一目惚れに似ていたなぁ

・美味しいだけでなく、
 店員さんの笑顔や交流が
 食事をより幸せなものにしてくれたなぁ

・本当に来てくれて嬉しい♪
 ト喜んでもらえたら、
 次もまた喜んでくれるかも。
 と、また行く動機が増えたなぁ~♪


3.抽象的・概念化

・来店前に心を揺さぶる要素を
 つくるとお店の体験が倍化される

・第一印象のマジックという法則がある。
 第一印象の再設計と従業員教育
 をしっかりすることが大事。
 知識と出来るは違うので、朝礼などを
 上手く活用して定着と正の強化を進めよう

・人は誰しも喜んでもらえると嬉しいもの。
 喜び上手もサービスのうち。
 喜びの連鎖反応を日頃から起こす
 社風づくりと、喜び表現習慣をつくろう

・再来店のお客様には、
 「いらっしゃいませ」でなく
 「お帰りなさい」
 予約の場合は、前回来店内容を確認
 してお迎えできるようにしよう。



4.積極的実験

上記1)~4)を自分のお店でもやってみる。
その経験をまた活かす。


もともといったお店と全く同じことを
する必要はないのです。

大切なエッセンスを掴んで、
それを自社の特徴や状況に合わせて、
料理して、自社らしく展開すればOKです。

即席で考えましたが、こんな具合です。



「お客様のプロになる」

これは商売繁盛の黄金ルートでもある
ので、自分の体験を是非ビジネスに
活かしていきましょう♪