相手の意見や価値観を尊重していますか?
チームSKM 水村です。
皆さんは、人と話をしていて、
「それは違うな。」
「いや、その考え方はおかしい。」
そう思ったことはありませんか。
きっと誰にでもあると思います。
育った環境も、経験も、大切にしているものも違うのですから、
意見が違うこと自体はごく自然なことです。
問題は、そのあと、どんな言葉を選ぶか。
ここに、人間関係の大きな違いが生まれるように感じます。
人望がある人と話をしていると、不思議な共通点があります。
たとえ自分とは違う意見を聞いたとしても、
まずは、
「なるほど。」
「そういう考え方もあるんですね。」
「そのように感じられたんですね。」
「その経験があったから、そう思われるんですね。」
そんな言葉から会話が始まります。
もちろん、あとで自分の考えを伝えることはあります。
でも、その前に、相手の考えを一度受け止めています。
だから、相手は安心して話ができます。
一方で、人間関係がうまくいかない場面では、最初の一言が、
「いや、それは違います。」
「でも…」
「そうじゃなくて。」
になってしまうことがあります。
もちろん、正しさを伝えたい気持ちはよく分かります。
しかし、相手からすると、
自分の考えそのものを否定されたように感じてしまうことがありま
すると、本来話し合うべき内容ではなく、
「認めてもらえなかった」という感情だけが残ってしまいます。
ここで大切なのが、
共感と同意は違う。
ということです。
共感とは、「あなたはそう感じたのですね」と
相手の気持ちや背景を理解しようとすることです。
一方で、同意は「私も同じ考えです」と賛成することです。
この二つは、まったく別のものです。
つまり、自分が賛成できない意見であっても、
「そういう経験をされたなら、そのように考えるのも分かります。
「その立場なら、そう感じますよね。」
そんな一言があるだけで、相手は「理解してもらえた」
すると、そのあとに違う意見を伝えても、
ほめ達(一般社団法人 日本ほめる達人協会)には、
「自分と他人の価値観は絶望的に違う」
という教えがあります。
最初にこの言葉を聞いたとき、私はとても印象に残りました。
人は、自分の価値観を「普通」だと思っています。
でも、本当は「普通」は人それぞれです。
だから、「なぜ分かってくれないの?」ではなく、
「違って当たり前なんだ」と考えられるようになると、
人との接し方が大きく変わります。
相手を変えようとするよりも、まず理解しようとする。
その姿勢が、自然と相手への敬意になります。
実際に、人望のある方ほど、人の話を最後まで聞きます。
途中で遮りません。
すぐに結論を出しません。
まずは相手の世界を理解しようとします。
だから、「この人なら安心して話せる」と思われるのでしょう。
反対に、自分の意見ばかり話す人や、すぐに否定から入る人には、
本音を話しにくくなってしまいます。
人は、自分を理解しようとしてくれる人を信頼します。
そして、その信頼が人望へとつながっていくのです。
意見が違うことは悪いことではありません。
価値観が違うことも自然なことです。
だからこそ、大切なのは「勝つこと」ではなく、「理解すること」
「説得すること」ではなく、「尊重すること」。
その姿勢がある人は、結果として多くの人から信頼されます。
ぜひ今日、人と話す機会があったら、
自分の第一声を少しだけ意識してみてください。
「違います。」と言う前に、
「なるほど。」
「そういう考え方なんですね。」
そんな一言を添えてみる。
それだけで、会話の空気は驚くほど変わります。
相手の意見や価値観を尊重することは、
自分の考えを曲げることではありません。
相手を一人の人として尊重することです。
その積み重ねが、安心して話せる関係をつくり、
人望を育て、
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