計画達成4ステージ‐Step3

おはようございます。

三方未来よし経営(TM) で、
5年・10年と連続増益する会社づくり

厳愛と慈愛の
計画達成コンサルタント
佐々木千博です。

一昨日の20時にアップしたYouTube
もう見ていただけましたか?
経営計画を考える時に押さえておくべき
全体像を10分未満で簡単にお伝えしています。

是非見てください。

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★計画達成4ステップ・Step3

昨日から5回連載の予定で、
計画達成のステップをお伝えしています。

今日はStep3です。
実行・達成編に突入です。

毎年、計画をつくるけれど、
作ってそれで終わってしまう。

計画は達成したりしなかったり。未達が普通。

そんな方の参考になれば幸いです。

1.達成に繋がる「計画」パート
2.やりきる「達成」パート

を更に2分割した4ステップは、
以下のものです。

Step1.正しい計画・肚落ち計画にする
Step2.実行可能な具体的レベルに落とし込む
Step3.行動と結果・見込の見える化
Step4.厳愛と慈愛の先行管理

→計画達成

Step1とStep2は、計画達成のうち、
達成する計画づくりパートでした。

Step3とStep4は、その計画を実行に
うつし、計画を達成していくパートです。

今日は、Step3「行動と結果・見込の見える化」です。

Step2の行動レベルの計画落とし込み
までが完了している前提です。

計画達成に向けて、日々の仕事を
各担当者が取り組むわけですが、
本人しか分からない状況では

組織として成果がでるかは
運任せ的になってしまいます。

誰がいつ何をしたのか?
その結果はどうだったのか?

このまま行動を続けた場合の
計画期間における着地見込は?

着地見込と目標との差はどれくらいあるのか?

これらを、しっかり
共有することが大切です。

共有とは「会議で説明しました。」
口頭で「〇〇さんに伝えました。」
ではダメです。

具体的には、データとして
記録しましょうということです。

これは担当者の仕事です。
「入力が面倒で、仕事ができません。」
と言わせてはいけません。

入力も仕事だからです。

勿論、無駄な入力や重複入力をなくす、
無駄な手計算をなくさせる、
少しでも、すぐに・簡便に入力できる
ための改善はしていきます。

しかし、私の経験上、効率化しても
面倒と反発されることが多いような
印象があります。

しかし、やり切らせることが必要です。
やり切らせるのは、
現場リーダー(課長・店長・班長など)の仕事です。

行動の結果は、相手のあることですし、
上手くいかないこともあるかもしれません。

しかし、やったこと、やった結果を入力
することは誰でも意思の力で100%可能です。
それすら出来ないのに、環境に左右される
結果を出すことができるでしょうか?

例えば法人向け営業ならば、
これくらいの入力はしたいです。
(勿論、扱うものやお客様の性質により変わりますが)

■行動の見える化

・訪問日時
・訪問先企業
・相手
・内容(得た情報、提案した内容)
・成果(どの段階まで進んだか)
・次回訪問予定(日程と内容)

■成果と見込の見える化

・今日時点の売上実績
・確度の高い案件の見込額
・確度低いが商談中の見込額
・商談前だが、商談を計画しているもの見込額
・期間毎の目標とのGAP
 (期間は会社による:週?月?四半期?半期?)

お客様数が多い場合は、重点得意先
(取引額が大きい、または将来の伸びしろが期待できる)
を中心にしっかり入力し、それ以外は
簡略化するのは良いと思います。

よく言われる2:8の法則
(2割の顧客が8割の成果に貢献しており、
 残り8割の顧客全部で2割程度しかない)
から重点的に見える化することが効果的です。

日々、入力することで、
現場リーダーも状況を見て、
アドバイスやサポートが出来ます。

同僚も、仲間の仕事からヒントを
得たり情報提供することも出来ます。

なにより、入力と共に、
毎日、目標と現状とギャップを
本人が確認できることが大切です。

目標達成の大前提は、目標から
目を離さないことだからです。
(自分の目標を言えない人も多いのが現実です)

分かりやすく営業で話していますが、
製造現場、人事・経理・総務等でも同じです。

なお、計画は普遍のものではなく、
状況に応じて柔軟に見直す必要が出る事もあります。
ただし、風見鶏のようにコロコロ変えるということでもありません。
この計画の見直しはステップ4で触れます。

明日は計画達成の4ステップ

Step1.正しい計画・肚落ち計画にする
Step2.実行可能な具体的レベルに落とし込む
Step3.行動と結果・見込の見える化
Step4.厳愛と慈愛の先行管理

いよいよ最後のステップ4です。