原始人の仕事観?とサッカー選手の仕事観?
先日、ある会社の営業マンにお話していた
たとえ話です。
共通するのは、「成果を出してこそ仕事」
というところですが、この2つの例話は
仕事の本質を違う角度から言えている
のではないかな?と思っています。
■原始人の視点(仕事の本質)
原始人のお給料は、マンモスのお肉です。
マンモスはとても大きく、一人では倒せない
ので、みんなで力を合わせて役割分担して、
狩りにいきます。
これは、現代の会社と同じです。
マンモスを狩ると、
マンモスのお肉(給料)が食べられます。
しかし、取れないと、食べられません。
まだ今はないお肉を食べさせてくれたら、
マンモスを狩りにいってもいいよ~
という原始人は一人もいません。
翻って現代、お給料をもらわないと
仕事をしないという人が多くいます。
私も、丁稚奉公は嫌ですが、企業勤務でないので
発注をもらえないのは原始人と同じです。
「給料もらうから仕事をする」のではなく、
「貢献するから給料がもらえる」
本質的な仕事の姿は、貢献が先、給料は後
だと思いますが、如何でしょうか?
■サッカー選手の視点
サッカーは一人ではできません。
チームプレーでそれぞれの役割を
果たしながら、相手よりたくさんゴールを
入れることを競います。
ところで、サッカーには「時間」という
ものがあります。合計90分です。
サッカーを頑張ったけれど、
1点も取れなかった。
1点も取れなかったから、
点が取れるまで時間を延長してくれ!
これは、成り立ちませんね。
違う種類の仕事も、
決算期や一日の業務時間があります。
その中でどこまで出来るか?
が成果であり、実力となります。
時に私達は、
「お給料もらったら働く」とか
「できるまで根性でやる」とか
考える時もあります。
別におかしくないと言えば、
おかしくないのですが、
それが「常に当たり前」としてしまうと
何かおかしいように思います。
時々、自分の仕事が、
どのような考えで行われているか?
振り返ってみましょう