研修でボトムアップ!は9割幻想

おはようございます♪

一人時間あたりの稼ぎ力を増やし
働き甲斐と業績を最大化する専門家。

人生経営と会社経営を同時に黒字にする
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。

新入社員研修や若手研修を
外部の専門家に委ねるときに
注意すべきことがひとつあります。

それは若手に研修さえ受けてもらえば、
気づきや成長を得てくれれば、
それで何かが変わるのではないか?

という期待です。

なぜそのような期待をしてはいけないのか?

確かに、彼ら彼女らは研修を通じて
多くの気付きと新しい行動指針を
得るかもしれません。

しかしそれだけでは、
成果につながる継続実行には至りません。

なぜか?

それは研修から現場に戻った時に、
その変化の言動を支え応援する先輩・上司
がいないからです。

場合によっては、変化の邪魔をする
先輩や上司の存在すらあるからです。

先輩や上司のハードルを乗り越えて
変革できる新人もいるかも
しれませんが、1割に満たないでしょう。

実際には、その研修での意識変容が
大きければ大きいほど、一人で学び、
一人で社内に持ち帰り実践しようとする
若手の殆どは理解なき現場の前に、
継続発展の芽を摘まれることになります。

若手に研修を受講させて成果を期待するならば、
研修の中身と同等かそれ以上に
重要なことが一つあります。

それは受講生の先輩・上司・社長が
研修の目的と中身を本当に理解し、
理想を言えば研修のプロセスも
共有することです。

そして彼らの挑戦を応援することです。

若手に研修を受講させる時は、
先輩上司社長が研修を理解し
応援する土壌が前提になる
ということを押さえておきましょう 。