ネガティブな感情とうまく付き合ってモチベーションをコントロールする

こんにちは。
佐々木感動マーケティングの雪山さやです。

日曜日のメルマガは雪山からお送りします。

仕事をしていく上で
上手に付き合っていきたいネガティブな感情。

テレワークが普及してきて
働く人へより自律的な行動が
求められるようになってきました。

セルフモチベートとも言われていますが、
毎日エネルギッシュに仕事ができるように
自分の機嫌を自分でとり、
自分自身のモチベーションを
自ら向上させる人材がより必要とされています。

セルフモチベートしてくためには
気力を奪う大きな原因である
「ネガティブな感情」にも
上手に付き合っていく必要があります。

先日読んだ
「ネガティブな感情が成功を呼ぶ」
という書籍にこんな言葉がありました。


ネガティブな感情は
見苦しくて不快で
時にやっかいモノではあるが
それらは役に立っている

ネガティブな感情と上手に付き合っていくには
「その感情を今後の役に立ててやるぞ!」
考えをスイッチさせることがポイントです。

もちろんネガティブな感情を
職場にまき散らして、
現場の士気を下げてしまってはいけません。

ネガティブな感情と
上手に付き合って
仕事をしていく方法について
今日はお話ししていきたいと思います。

★ネガティブは「すぐに対応するべき!」というサイン

・方針に納得がいかない
・やる気がしない
・お客様に怒られた

このようなネガティブな感情には
必ず原因となる出来事があります。

その出来事に対して、なにか対応すべき!
というサインが
あなたのネガティブな感情です。

ネガティブな感情が生まれたら、
何かしなくてはいけないと
行動の原動力に変えていくきっかけにしましょう。

ネガティブな感情に蓋をして
大事なシグナルを見落とさないように
してくださいね。

★ポジティブな時より細かいところに気づくことができる

ネガティブ思考は、言い換えると
慎重、気遣いができる、
もしもの時のことを考えることができる
ものの見方です。

ポジティブ思考の時よりも
細かい点に気づくことができ
リスクに敏感になることができます。

これを利用して、
気がかりなことを紙に書き出してみたり
同僚にシェアしてみてください。

★ネガティブ思考をコントロールして得られるのは「チャンス」

ネガティブ思考はマイナスの側面もありますが、
うまくコントロールすれば
チャンスを引き寄せることができます。

「楽観的に構想し、悲観的に準備し、楽観的に行動する」
という言葉を
以前佐々木さんもメルマガでお伝えしていました。
https://s-kando.com/about/skm-karuta/ra

ネガティブ思考だけではいけませんが
ネガティブな感情が沸き起こってきたら
それはチャンスです。

この感情を利用して
より慎重に、リスクを考え
行動できるようにしましょう。

★マネジメントに活かす

「いつもネガティブな発言をする部下がいる…」
「もっと前向きな思考を持ってほしい!」
と、お悩みの管理職や経営者の方は
いらっしゃいますか?

ネガティブな感情を持ちやすいというのも
その社員の性格なのである程度は仕方ないと思います。

しかし、他のメンバーの士気が下がるような
否定的な発言や行動ばかり…という場合は
改善の必要がありそうです。

ネガティブな発言をする部下に対しては
「なぜ、そのような発言をしているのか?」
その背景を想像する、直接聞いてみることを
おすすめします。

・以前、その仕事で大きな失敗をした
・自分の業務負担が増えることを恐れている

など、ネガティブ発言には何かしらの背景があります。

そのネガティブ発言が
本人の「思い込み」からくるものだった場合は
上司から修正してあげる必要があります。

基本的には
ネガティブな発言をする部下に対しては
その発言自体を否定せず、
できることは何か?考えるきっかけとなるような
質問をすると良いでしょう。

改善案や、ネガティブを解消するためにできることを
チームで一緒に考えていくことで
ネガティブな発言の多い人も
前向き思考にチェンジできるのではと思います。