生産性向上、まず遊休時間を最小化する工夫を!

先日、妻と外に久しぶりにお昼に行きました。
近所のインドカレー屋さんに行ったのですが、
そのインドカレー屋さんでこんな張り紙を発見しました。

「予約して11時に来てくれたら100円引き」

知らなかった!次から予約して11時に行こう
という話になりました。

なるほど、お客様がまだ入らない11時に
予約してもらうことで回転率を上げられる。
うまい方法だなと思いました。

今はコロナ禍で、アルコール類の提供が
できないといったこともあるかもしれませんが、

5時から6時までビール200円!などやっている
居酒屋さんも結構ありましたが、まさに同じ考え方です。

通常であれば来てもらいにくい時間に
来ていただくことでお店は回転率が
上がり収益性が上がる。
お客様よりもリーズナブルに飲食が楽しめる。

お互いにウィン・ウィンです。

属人性が高く、労働集約的な当社の場合は、
少し遠方のお客様で、私からの訪問は無しで
関西まで来ていただく条件で
リーズナブルにコンサルティングを
ご提供している企業様があります。

また、夜間限定・オンライン限定と
することで通常よりリーズナブルに
ご提供している場合もあります。

これらはお客様にとっては
リーズナブルにサービスを受けられる
メリットがありますし、
私にとっては何よりも大切な時間を
新しく生み出すメリットがあります。

工場なら、機械や生産が止まっている時間
をいかにゼロにするか?

限界利益が出る前提で、まず止まる時間を
ゼロにすることを考える必要があります。

どうしても生産が止まる時が出てしまう場合は、
将来の生産性向上のための開発や改善活動、
営業支援で、サンプル作る、DMや電話するなど、
やれる事はいくらでもあるはずです。

時間が余ったから、環境整備・5Sでも
しておこう!という考え方は甘すぎます。

(環境整備・5Sは大切です。時間つぶしでなく
 時間を決めて真剣に取り組むべきです)

昨日のメルマガで、以下の記事を紹介しましたが、
まずやるべきことは、付加価値の出ない時間、
言葉を変えれば「遊んでいる時間」を以下に
無くすか?が一番です。

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「時給930円」に悲鳴をあげる中小企業経営者の皆さんに「廃業」のご提案
https://diamond.jp/articles/-/278560
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御社の業務の中に、価値創造に貢献していない、
いわゆる遊んでいる時間ありませんか?

その時間何とかして最小化できませんか?

まずそこから知恵を絞っていきたいものです。