微力を尽くして未来に希望を!
ゴールデンウィーク如何お過ごしですか?
私は、あすか会議という1000名超の
ビジネスカンファレンスの実行委員のようなもの
をやっているのですが、ほとんどそれに費やす
GWになりそうです。
さて、それはさておき、グロービス堀学長の
ブログで気になる記事を発見しました。
一部引用します。
~~~ ここから引用 ※ただし機種依存文字のみ修正 ~~~
昨年9月に僕は世界最大のPR会社であるエデルマン
の非常勤取締役に就任したのだ。
四半期に1回NYに出張するなどコミットメント
は半端ないけど、学びも多い。
特にエデルマンが25年間実施してきた信頼度調査は、
本当に示唆が大きい。いくつか衝撃的なデータを共有する。
(1)60%の人々がGrievance(憤り)
20%が強く感じて、40%が感じると回答。
(社会への不満が蔓延?)
(2)次の世代が今の世代よりも良くなっていると
思う若者は、30%程度。日本とフランスは
10%しか思っていない。(若者が未来への希望を見出せない?)
(3)2/3の人々は、政治家・メディアなどのリーダーは、
嘘をつくと思っている。(リーダーは信じられていない?)。
(4)白人男性の5割は、差別されていると感じている。
(行き過ぎたDEIなどの逆差別が白人男性を突き動かし、
トランプの躍進につながった?)
(5)50%の人々は、社会システム(政治・経済・民主主義・
資本主義を含む)が崩壊していると感じている。
(従い、虚無感を抱き、国際化やイノベーションに抵抗する)
これは衝撃的である。
特に(2)については、ダボス会議初日のダボスに
10回以上参加したメンバーを対象とした
「ダボス・サークル」でもシュワブ氏が言及していた。
「ダボスに来る若者に質問したら、
半分が未来が今より良くならないと思っている。
ダボスに来る優秀な若者でもそう考えるならば、
僕らリーダーはやるべきことが多くあると感じる」と。
▼堀義人のダボス会議2025(6)ダボス会議2025のまとめ
https://globis.jp/article/
~~~ 引用ここまで ~~~
堀さんも書いていますが、(2)は衝撃的ですね・・・
若者が未来に希望を持てないということは、
子供を産み育てようという気持ちにも
なりにくいでしょうし、
希望がないと、よりよくする意欲も生まれず、
すると行動も生まれず、本当に希望の火を
消していってしまうことになりかねません。
私はダボスに行くような人ではないし、
きっと彼らほど、優秀でもないと思うのですが、
それでも出来ることはあると思っています。
あすか会議の学生実行委員もその一つで、
経営者・大企業や中小企業のリーダー
などが集まるMBA生にとって、
意義ある3日間を創りたいと思ってやっています。
働きがいショートフィルム・コンテスト
「感動物語コンテスト」も、そんな思いで
ずっと運営委員やオープン枠予選の実行委員長
をやったりしています。
あまり十分できていないですが、
志授業の普及にも関わっています。
世界の環境をごく僅かですが、よく出来ないか?
とワールドビジョンジャパンのチャイルド
スポンサーを続けています。
私が仕事以外で出来ていることはそんなことですが、
あなたにはどんなことが出来るでしょうか?
私たちは無力ではありません。
微力はあります。
「一隅を照らす、これ国宝なり」
とは伝教大師最澄のことばですが、
一人一人できることをやっていきたいですね。
GW、何か一つ、小さな未来への希望の種、
植えることやってみませんか?