金婚式に思う継続の大変さと有り難さ


前号で、この三連休でのお墓の開眼法要の話を
書きましたが、実は父母の金婚式でもありました。

ということで、リッツカールトン大阪の
フレンチ「ラベ」でのディナーと、
スイートルームでの孫との団らんタイムを
プレゼントしました。

個室を借りて、本格的なフレンチは
子ども達にも新鮮な体験になったことでしょう。


それはさておき、
改めて父母が結婚してから50年かぁ~
と思ったわけです。


私が知るだけでも、色々なことがありました。

私の知らないことも、何倍もあるのでしょう。

でも、今、何だかんだ仲良く出かけたり
しているし、私たち兄弟、そして孫達を
100%愛してくれています。

ありがたいことだなぁ~と思いました。


私が生まれて社会に出るまでが、
父母が結婚してから約25年、
そこから、更に25年。

私の場合は、上の子がまだ小6なので、
子どもが巣立った後はあまり想像できない
のですが、仕事でも家庭でも、
しっかり続けることは大切で大変なことと思います。


組織の最小単位は夫婦そして家族です。

会社と家族を対応させると、
共同経営者が親で、
従業員が子どもという具合でしょうか?


経営者(親)の大切な仕事は、
子どもの幸せと成長の実現です。

自分の家族でいうと、幸せに育ててもらいましたし、
自分で小なりといえども起業できる
ように成長させてもらいました。


父は会社経営もしていましたので、
会社と家族の両方で結果としていい経営者
だったと言えると思います。

母は仕事はしていませんでしたが、
世俗的なことよりも、真善美の信念めいたものや、
無条件の愛情を教えてくれましたし、
「決してお金に換えられないものを、貴方たちには
 遺したから、お金は遺さないでぇ~」と笑って言います。
そして、父をブツブツいう時はあっても終始支えていました。
いい共同経営者だったと思います。


私は結婚して17年、まだまだ道のりは
途中ですが、いい家族経営、いい会社経営を
していこうと改めて思いを新たにしました。


あなたのいる会社も家族です。
家族は親だけでも、子どもだけでもなりたちません。
それぞれの役割をしっかり果たして、
素敵な大家族的会社を作っていきましょう。

会社でも節目・節目に、感謝して、お祝いして、
次への決意を新たにする機会を大切に
していきましょう。