私がえこひいきした営業達(前編)

前回にひきつづき、
私の回顧録にお付き合いください。

私は、今の経営コンサルタントの
仕事をする前は、大日本印刷という
印刷会社で15年働いていました。

最初は、理系大学院出ということで
技術・開発職だったのですが、
配属の妙で、ほとんどの期間を
企画職として過ごしました。

企画職といっても、
経営企画や商品企画ではなく
お客様企業の企画をする企画職。

印刷会社は印刷するだけが仕事
ではなく、情報流通を扱うことで
お客様の商売を繁盛させたり
業務を効率化するのが仕事で、
その企画をするわけです。

営業とお客様を訪問し、
雑談をし、
企画書を書き、
時には見積原案もつくり、
時にはコンペでプレゼンし、
業務フローを設計し、
各部門や外注さんとやりとりし、
お客様への導入・運用支援までする
という結構なんでも屋さんでした。

何百人の自社営業・スタッフの
方と仕事をし、
業種・業態・規模様々な
千人を優に超えるお客様担当者・
決済者と接して、形のないものを
作って来たことが、
今の仕事に活きています。

私を育ててくれた大日本印刷と、
素晴らしい仲間達には、今も
本当に感謝と恩を感じています。

すいません。
気持ちがのって、つい脱線しました。

話を戻します。

100人を超える営業と一緒にする中で、
私は営業の選り好み・依怙贔屓を
実はしていました。
(すいません)

今日は、そのお話です。

若かりし頃は、いただけるチャンスは
今の自分に出来そうか?
簡単そうか?大変そうか?
など関係なく、二つ返事で、
受けて頑張ってました。

苦労もいっぱいしましたが、
その分成長しました。

一番苦労した案件では、
毎日悪夢でうなされ目を覚まし、
ストレスによる嘔吐も多く、
お客様にも叩かれて、
現場もコントロールできず
大赤字大炎上で、
現代用語「うつ」でしたが、
これが一番成長と自信になりました。

そんな経験をする中で、
私は少しづつ、営業の選り好みを
するようになっていったのです。

決して、楽してやろうということ
ではないのです。

むしろ、依怙贔屓した営業の仕事は
必要以上にする。そうでない営業は、
効率・効果優先で仕事する。

そんな感じになっていったのです。

では、そんな依怙贔屓する営業達
にはどんな特徴があったのか?

長くなったので、次回にします。

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