私が依怙贔屓した営業達(後編)
前回の続きです。
私は百人を超える営業と日々企画職
として一緒に仕事をする中で、
依怙贔屓する営業さんと、
効率・効果を優先する営業さんに
別れていったという話です。
今日はずばりイニシャルトーク
で「私が依怙贔屓した営業達」
をお伝えします。
依怙贔屓した営業達!
年齢上からジャジャン。
(長文ご容赦を)
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■エントリーナンバー1番:T氏
2回前に紹介した大先輩の営業。
・とにかく笑顔力が高い。
いつも、笑顔で「佐々木ちゃん♪」
って寄ってきます。
・失礼を承知で書きますが、
愛嬌・かわいげ がある。
・自分の得意な営業スタイルを
明快にもっている。
お客様に可愛がったもらって
情報を引き出し、
方向性は決めるが、
苦手分野はいい意味で丸投げ。
・キーマンの人間関係や好みの店、
趣味などよく知っている。
・大先輩だけど、
「これ、お願いしていい?」
いつも「ほんま、ありがとう!
助かるわぁ~」のひとこと。
・独自のネットワークで普通の
仕事では、なかなか覗けない
世界を見せてくれました。
・私のいないところで、
褒めてくれていたようです。
・夜の祇園にも
連れてってもらいました。
結局仕事になったものは少ないんです。
でも、一緒にやってて、仕事が楽しい。
こう書くと、偉そうですが、
やってあげたい!!
って気持ちになっちゃうんです。
T氏からの人のご縁が今も引き続き
拡がっています。
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■エントリーナンバー2番:A氏
前回の大炎上した案件を担当していた
当時の営業課長さん。
・一緒にそのお客様キーマンに
嫌われまくりました(良くないけど)
・でも、最後まで一緒に戦いました。
(課長なので、担当に任せることも出来た)
・体をよく痛める人で、よくアソコが
いたい。ここが痛い。と言っていた。
・困ったことがあれば、
相談に来てくれました。
ありがたいことに、大変なもの、
困難なものばかり。
(大きな仕事もさせて頂きました)
・どうでもいい話も結構しました。
愚痴もいっぱい聞きました。
結局、私の中では、
なんだかんだ言って戦友なんですね。
戦友の頼みは聞くものです。
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■エントリーナンバー3番:T氏
彼は私の一つ先輩です。
・◯◯できたら、面白くない?
的な話が多い。
・着地するのかしないのか?
3年後見据えた動き?
みたいなものも多い!
・A社とB社を◯◯でつなげたら、
3社でハッピーやと思うけどどう?
といった大きな枠組みの話も多い。
・◯◯して会社を変えようぜ!
という話が多い。
・今度、企画書合宿
連休に会議室かりてやろう!
といったこともあった。
・◯◯社のニュースと決算短信の
情報を踏まえて◯◯の話を
一緒に聞きに行こう♪といった
話聞きに行くだけの話も。
・限られた数字から、推論を積上げて
お客様の購買力計算する一方で、
酒の席でニーズを聞き出して、
提案に結びつけるなど両刀使い。
日々の営業数字を確実に積み上げる。
細かいところは非常に細かい。
クレバーな所は非常にクレバー。
でも、大真面目に前のめり!
危機感も持ちながら、
仕事を楽しんでいる。
営業かくあるべしという
営業道の師匠であり、同志です。
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エントリーナンバー4番:O氏
2つ下の後輩。
・お調子もの、見た目がっちり
なのに体が弱で、少し可愛い。
・営業という仕事に誇りもってる。
理系で入社して、即営業希望。
・ここぞ!と思った時に、
「佐々木さん」って頼ってくる。
「佐々木さんに頼んでるんであって
◯◯部に頼んでるのではない」
と詰め寄ってくる。
・何年連続で競合にコンペで
負けているなど、ちょっと
大変そうな仕事が多め。
・得意先の情報を取ってくるのは
営業の責任と、得意先接点には
責任感と行動力をもっている。
・コンペなどで、企画書をつくる
時も、ギリギリ、最後の最後まで
内容に口を挟んでくる。
私は楽できない(笑)
・プレゼンもスタッフ任せでなく、
結構、自分でやってしまう。
・とにかくレスポンスのスピード
には拘っていた。
・状況や情報は、
本当に都度報告してくれる。
今も年に1回か2回、
彼の家に家族で遊びに行きます。
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一旦、こんなところで。
個々の仕事が楽とか、旨味があるとか
では全然ないのですが、こういった
営業達を依怙贔屓した私の成績・評価
(私も営業数字ベースの評価)
は、悪くはなかったと思います。
みんな年齢もキャラクターも
スタイルも違うのですが、
全員、優秀な営業マンでしたし、
共通項も見つけられると思います。
何か、ヒントになりましたか? ^^