一途・一心不乱・情熱の力
チームSKM 佐々木千博です。
今号からは一旦、長坂養蜂場さんシリーズを終えて
通常運転に戻りますね。
とはいえ、他のメンバーが書き足らなくて、
まだ書くかもしれませんが・・・笑
私たちは、日々の仕事の中で
「何を大切にしているか?」
と問われる瞬間があります。
業績、チーム、仕組み、スキル
どれも大事です。
けれど、根っこのところにある「情熱」を見失うと、
どんなに整ったシステムも魂を失ってしまうのではないでしょうか
さて、今日はディズニーランドにまつわるお話です。
先日、日米のディズニーで働いていた経験を持ち、
通算4000回以上パークに通ったディズニー愛
あふれる加賀屋さんの話を伺いました。
ある時、先輩に聴かれたそうです。
「お前が一番大事にしないといけないのはなんだ?」
若き加賀屋さん
「わかんない!」
先輩
「お前はやってるよ。“パッション”だ。」
ディズニーの先輩が放ったこの言葉が、
加賀屋さんの心を貫いたといいます。
「情熱」。夢中になって動いてしまうエネルギー。
結果がどうなるかわからなくても、「やる」
そんな加賀屋さんの情熱エピソードから
今日は学びたいと思います。
・・・
加賀屋さんが働いている時、
かつて“今世紀最大のプロジェクト”と呼ばれた
スプラッシュ・マウンテンの立ち上げの話を聞きます。
絶対に関わりたい!そんな情熱が湧き上がります。
周囲の仲間たちが「無理だよ」と止める中、
彼はオープン2年前から工事現場に通い、
写真を撮り、研究を続けたそうです。
誰に頼まれたわけでもなく、報われる保証もない。
ただ、「やりたい」という一心で。
ボートの落下実験をどうしても見たくて、
遠く遠方まで各駅停車を乗り継いで行った加賀屋さん。
現地で怪しまれ、止められながらも、
自分の思いをまっすぐに伝えた結果、
特別に中に入れてもらって落下実験も見せてもらえたそうです。
夢中でカメラを回したその手が震え、
録画ボタンを押し忘れたことに気づいたのは、
実験が終わった後。(笑)
しかしその誠実な「想い」が伝わり、
工場の人たちはもう一度実験をやってくれたそうです。
どんな奇跡も、最初は「アホだね」と
笑われる一歩から始まるのかもしれません。
やがて、スプラッシュ・マウンテンの
オープニングスタッフ募集の面接では、
誰よりも情熱的だった加賀屋さんを
最初の選定でマネージャーが即合格に。
しかし必要人員数まで絞りきれず
最後は“抽選”になったそうです。
そのとき、仲間たちはこう言ったそうです。
「加賀屋だけは外れさせられない。」
加賀屋さんの2年間の「一途な情熱」は、
周囲の心を動かしたのです。
私たちは、〇〇したら上手く行くだろうか?
〇〇したら確率は何パーセントくらい。?
など先を予見して、損しないように動くことが
多くないでしょうか?
でも、ディズニーが世界中の人の心を動かすのは、
たくさんのキャスト達の情熱の連鎖があるからでしょう。
「情熱を一途に貫くと、コトがうごく。」
リーダーとしての私たちも、
何かに“夢中”であることを恐れず、
信じて走り続ける姿を見せたいですね。
周りを動かすのは、戦略よりも、
私たち自身の「パッション」なのかもしれません。
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