SDGs Goal.10「人や国の不平等をなくそう」で出来ること

SDGsへの取り組みは、持続可能な社会を
未来の子供たちに残す事業者・大人の
責務の一つです。

そして大企業よりも中小企業の方が
一歩踏み出すことはずっと簡単です。

そして、目先の利益でなく、中長期的
に強い会社をつくるうえでも有用です。

今日は、SDGs Goal.10
「人や国の不平等をなくそう」
で、できることを考えたいと思います。

このテーマは、
他のテーマともオーバーラップ
してくるようなテーマですね。

そこで、17のテーマにぶら下がっている
169のターゲットを見てみると、

10.2『2030年までに、年齢、性別、障害、
人種、民族、出自、宗教、あるいは
経済的地位その他の状況に関わりなく、
すべての人々のエンパワーメント、
および社会的、経済的、および
政治的な包含を促進する。』

というものがあります。

これをもとに、中小企業でもできる
ことを考えてみます。

これ、経営面で一言でいえば
『ダイバーシティ経営』ですね。

性差で機会の不利益が生じない
ようにすることは勿論、

障がいを持つ人でも、
働ける職場づくりもあります。

これから外国出身の方が
就職されることも増えてくるでしょう。
その時に、言葉や風習の壁で
彼ら彼女らが必要以上に苦労しない
ような工夫も必要です。

多様性を活かすことが出来れば、
やもすると同質的で固定的な
社内に新しい風を吹き込み、
事業革新のキッカケが生まれます。

「現状維持は衰退」の現代において
ダイバーシティ経営の推進は、
SDGsを考えなくとも大切ですね。

また、これはお客様にも
言えることです。

多様なお客様に喜んでいただける
商品・サービス・接客などが
できれば、お客様が増えるわけ
ですから売上・利益も増やせますね。

そう考えると、やれることは
本当に沢山あります。

皆で働く仲間の国の言語や
手話の勉強をするのも
よいでしょう。

ピクト・アイコンを使い、
言葉に頼らずともある程度
分かるように工夫することも出来ます。

ユニバーサルマナー検定
というものもあります。

▼ユニバーサルマナー検定▼
https://universal-manners.jp/curriculum#section03

やれることから、
一つずつ取り組んでいきませんか?