広義のそうじパワー

おはようございます。

三方未来よし経営(TM) で、

5年・10年と連続増益する会社づくり

お客さま、従業員、社長、取引先、地域
そして未来の子供たちの幸せに貢献する
会社づくりをご支援する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

昨日は「人が輝く会社づくり勉強会」
第二回を50名弱で開催しました。

理屈を学ぶのでなく、従業員目線の
動画と私のインタビューをもとに
共に意見交換し学び合う勉強会です。

終了後に質疑応答会もしたのですが、
社長でなく、パートの方も含めて
生で色々質問まで出来る機会って
そうはないので、参加された方は
得られたもの大きかったと思います。

また、折にふれて参加者の方の声、
学びなども、メルマガでも共有していきますね。

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 を全公開中

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★「そうじ」のパワー

今日は、他の方のメルマガで、いいな♪
と思ったものを紹介させていただきます。

私も5S等をアドバイスすること
ありますが、とても大切なことが書いています。

少し長いので、抜粋引用です。

ーーーここから抜粋引用ーーーー

掃除がもたらす効果
掃除の持つ徳力とは何か――。

日本そうじ協会理事長の今村暁氏に
掃除教育の神髄に迫ります。

今村 僕はもともと学習塾を開いていました。
不登校の子を含めて500名ほどのお子さんを
お預かりしていたのですが

不登校の子は黙っていたら来てくれないので
家に連れ出しに行っていました。

ふと子供たちの部屋の中を覗くと
汚い部屋が多いんです。

これじゃあ彼らにいくら理屈で
「プラス思考になれよ」と言ったところで
なれるもんじゃない。

心をどうこうする前に
この環境を変えてあげなくてはいけないと
思いました。

これがいまから15年ほど前の話です。

それからというもの、勉強を教える前に
一緒になって
掃除をするところからスタートしました。

今村 そのうちに、では不登校の子が自然に
塾に足を運んでくれるには
何をしたらよいかを考えるようになりました。

電話して「塾においでよ」と
無理矢理誘っても来るものではない。

だとしたら、集めるのではなく
子供たちが勝手に集まる環境を
こちらでつくってあげたいと考えたんです。

で、集まる環境ってどんなものかを思った時に
僕の中で3つの要素があったんですね。

まずは物理的にきれいじゃないといけない。

次に不登校児にとっては
いい人がいないといけない。
悪い人がいると怖がって来られないんですね。

そして3つ目が
いいコミュニケーションです。
優しいとか褒めてくれるとか
認めてくれるとか。

私はこの
「物理的要素」「人的要素」
「コミュニケーション的要素」の

3つの要素を整えて
よい環境をつくることこそ
掃除だと考えています。

うちの学習塾で
そのような条件を整えていったら

予想どおり
人が勝手に集まるという
現象が起こるとともに

不登校から立ち直ったり
東大に進学するような子が出たり
スポーツのチャンピオンになる子が
次々と現れるようになったのです。

そうしているうちにたくさんの企業から
掃除教育を頼まれることが増え

掃除をすることで企業文化が変わり
よい社会になっていくお手伝いを
たくさんさせていただきました。

今村 掃除の効果としては
大きく5つが挙げられると思います。

精神的効果

肉体的効果

経済的効果

時間的効果

対人的効果ですね。

例えば、経済的効果で言いますと
掃除というのは無駄なようでいて
会社に利益をもたらします。

不良品が出なくなり確実に生産性が高まる
というのもその一つです。

一般家庭でも無駄遣いがなくなり
家計を助けてくれる。

それを思うと企業でも家庭でも
積極的に取り組むべきだと思いますね。

今村 掃除といってもそれは
掃く、拭くといったことだけではありません。

仕事の整理整頓という意味では
「掃除大賞」で
業務改善賞に輝いた
山口県の西京銀行さんの取り組みも
注目すべき点がありました。

西京銀行さんは
お客様との相談時間を増やすことを目的に
書類、判子などをIT化し

併せて事務仕事は
営業店舗から本部に一括集中させるという
整理整頓を行われました。

その結果、営業店舗は
従来の事務処理工場から
セールス集中拠点に変わり

19時以降の残業がゼロになり
残業費3千万円が削減できたというんです。

そのうえ住宅ローン貸し付け残高の伸び率は
全国の地銀106行の中で1位になりました。

これまた素晴らしい成果です。

これまで心を病んできた人と
たくさん接してきた体験から申し上げますと
掃除というのは

いま、この瞬間に集中するための
すごいメソッドなんですね。

汚い部屋の中には
いまはもう使わない過去の物
いつ使うかも分からない
未来の物がたくさんあって

その両方の無駄を捨てさせることで
いま、ここに集中できるようになります。

さらに実際に掃除を指導する上で
僕らが言うのは

50センチ四方でいいから
徹底的に30分をかけて掃除をしてください

ということです。

僅か50センチ四方ですから
本当は30秒とか1分でできるわけですが、
それを30分かけてやることで

「この汚れは落ちないな」とか
「こんなところに小さな傷があったのか」
といったことに気づくようになるんです。

50センチ四方を日本一レベル
世界一レベルでやっていけば
誰だってお金をかけずに世界一になれる。

それに掃除というのは組織の規範を示す
何よりの基準なんですね。

掃除は組織の長の信念を表しているのです。

僕が知る限り
きれいだけど駄目な会社はあっても
汚くてよい会社はありません。

ーーーー抜粋引用ここまでーーーー

私が今までにご縁いただいた
会社と照合してみても、
確かにと思うことです。

広義の「そうじ」今一度、
見直してみませんか?