元上場成長企業トップの教え(3)マネジメントよりもマーケティング・開発力
三方未来よし経営(R)のビジョン達成を
社風・人財開発とマーケティングで支援する
(株)佐々木感動マーケティング
佐々木千博です。
★今日のCONTENTS★
【Contents】
元上場成長企業トップの教え(3)マネジメントよりもマーケティング・開発力
【YouTube】 生産性向上、3つの観点
【Book】 毎日更新・今日の読書「心に革命を起こせ」
【Contents】元上場成長企業トップの教え(3)
マネジメントよりもマーケティング・開発力
先日、とある元上場企業社長A氏から
会社を継続的に成長させるポイントを
教わる機会がありました。
あまり具体的には書けないのですが、
私が理解したところを数回に分けてお伝え
したいと思います。
ーその会社の主な特徴ーーー
・一部上場企業
・成熟産業
・サービス業
・ずっと成長し続けている会社
在任中にも何倍も成長
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『マネジメントよりもマーケティング・開発力』
特に参入障壁が低い分野の成熟産業において
は、開発力が何よりも重要である。
誰でも始められるから、
開発力がないとすぐにマネされ同質化
してしまい、ありふれた会社になってしまい
成長が難しくなる。
成長性のない会社に優秀な人材はこず、
優秀な人材がこない・定着しない会社は、
ますます成長しない。
一人一人が輝くフィールドが拡がらない。
よいコンセプト開発は、ビジネスを激変させる。
よい業態開発・マーケティングプランが売上げをつくる。
マネジメントは、教育さえすれば、
比較的、誰でもできる。
マーケティング・開発力はそうではない。
だから、人材登用においては、
マネジメント力よりもマーケティング・開発力
を重視する。
そういう話でした。
管理職=マネジメント職 というニュアンスを
持っている人も多いと思う。
しかし、トップ管理職(創業者、社長、部門長)
は確かにマネジメントするだけでは
全く物足りない。
事業が成長する時、マネジメントも必要ですが、
それよりも必要なのはリーダー人材。
考えてみれば、
マネジメントが大の得意で、
マーケティングや開発が大の苦手な
創業者って聞いたことありませんね(笑)
【YouTube】生産性向上、3つの観点
生産性向上は、今やどの会社でも
極めて重要なテーマです。
単に残業削減ばかり叫んでいる
残念な会社もありますが、
そんな会社に未来はないでしょう。
業務内容・業務プロセスの見直しだけでなく、
多角的に生産性向上を考えたいものです。
▼動画▼
https://www.youtube.com/watch?v=8gtHspKUzQ0
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【Book】毎日更新・今日の読書
「心に革命を起こせ」
人財の理解力・考える力・創造性の開発なしに
企業の未来はありません。朝礼と同じように、
会社で定着させたい習慣が読書・アウトプット習慣です。
尚、「AI分析で分かったトップ5%社員の習慣」によると
28社の調査で、一般社員95%の読書量は年平均2.2冊、
トップ5%社員は20倍の年48.2冊です。
社長は言うに及ばず、リーダーに読書は必須習慣ですね。
*毎日、本の章単位などで、大切と感じた所を抜き出し
関連した私の想い・考えを記載します。
*「書評」や「まとめ」ではありません。
*引用は太字部分です。
一言集約「」、以降に考え等を記載します。
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「心に革命を起こせ」
著者:田辺昇一
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第二章「経営」 28
国際感覚―地球は一つ、思考は多様
この世の中には変わらない真理や知恵がある。
が、時代の流れとともに大きく変わる原理や知恵もある。
変わるべき原理や知恵にも、大きく目を開いて着目すべきである。
ビジネスマンにとって、その一つの条件が「国際感覚の養成」である。
(中略)
つまるところ、柔軟で幅広い考え方―発想法の多角化、多面化が“国際感覚”といってよかろう。
「ダイバーシティ&インクルージョン」
最近、この言葉が幅をきかせているが、
多様性を知り、個を尊重し、包摂すること。
前提に「知る」ことが必要である。
日本人はただでさえ農耕民族的呪縛、村社会的心裡が根強い。
一歩も二歩も自分から踏み出すことが大切である。
私も、つい国内発想にとどまりがち。世界にも目を向けたい。
第二章「経営」 29
現在は個々の技術はかなり高度に発達している。
部品それぞれはもはや改良の余地がないほど進んでいるものもある。
これからは、その部品を一つの統一したシステムに
まとめ上げる技術の開発が必要なのだ。
糸川英夫博士は、それを「ヤキトリのクシ」にたとえて説明しておられる。
ネギ、モツ、ササミ、を一つのクシにさしてヤキトリというシステムにまとめ上げるのがクシである。
「ヤキトリのクシは、理念やコンセプト」
システム思考のヤキトリのクシは、
人という組織であれば「理念」。
商品開発やマーケティングであれば「コンセプト」にあたると考える。
本の書かれた時代と技術も隔世の感があるが、
職人的なこだわりと大量生産のシステムで物作りで
世界を制した日本は、コンセプトというクシを
使いこなし価値をシステム化した
Appleに遠く及ばない状況となった。
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