ものづくり現場から

機械化ではなく、人の力でバネに関する“お困りごと”を解決することにこだわり、

平均ロット5という超小ロットのバネ製造で業界の先頭を走る東海バネ様

を訪問して工場見学や色々な話を聞いてきました。

前回は王道の部下育成について。

今日は、新人の教育について。

東海バネでは、新入社員は文系採用でも必ずものづくりの現場からスタートするそうです。

最低でも3年。

そうすることで、顧客対応の部署にいっても現場感覚をもって対応できる。

ものづくり現場をリスペクトして、一緒にお客さまのお困りごとを解決できる。

そういったメリットがありそうです。

そして、以前紹介したシンコーメタリコンでもそうですが、

この全員が技術ベースを持っているといる多能工でもあるということは、

言葉だけでない本当の助け合いを実現する素地になります。

東海バネの場合、お客さまの“お困りごと”起点での100%受注生産なので、

需要の波は避けられませんが、助け合いできる人と環境が、

需要変動への対応につながってきます。

元気なものづくり企業は、浮つくことなく、ものづくりを大切にしている。

そう思いました。

あなたの会社は、新人教育に一貫したポリシーありますか?

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