仕事の性質にもより
適正な量は異なりますが、
ルールは少なければ少ないほどよいです。

見ないと分からないようなルール
は結局、実務に落とし込まれない
からです。

さらにルールが多くなると、
破られるルール、
有名無実化されるルールが出てきます。

これが、企業経営上、社風を育てる
上で致命的になります。

成果を出す職場づくりの第一歩は、
「自分の意思でできることは100%やる」
風土づくりです。

自分の意思でできることも出来ないのに、
外部環境・競争状態で左右される
業績をどうして実現できるか?
ということです。

どんな素晴らしい戦略と戦術(実務設計)を
決めても、実行されないものは、
しょせん絵にかいた餅ということです。

ルールを守られないことを許す、
守れないルールが有名無実化して
存在しているということは、

「決めたことも、守らなくていい」
という社風をつくることになります。

なので、守られないルールを放置することは、
毒にも薬にもならないのではなく、
害毒と心得るべきです。

●ルールは少なければ少ないほど良い。

●簡単にルールは追加しない。
やりきる覚悟をもってルールを決める。

●決めたルールはやりきる。
仮に業績がよい人でもルールを守らない
人間は評価しない。

●守られないルールは、
守ること徹底させるか、廃止する。

ルールを正しく決め運用して、
戦略・戦術を活かしきるチームを
つくっていきたいものです。