ビッグデータ時代、AI革命が叫ばれる
時代において、これは極めて重要な
キーワードになります。
インターネット以前は、情報を持つものと
持たざる者の差が大きくあり、
情報を握っていることに価値が
ありました。
江戸時代なら、西洋の書物を持って
いて、それを諳んじることが出来れば
もう一流の学者です。
しかし、今の時代、単なる情報で
あれば、どんな学者、どんな経営者よりも
インターネット上の情報量に叶いません。
ド素人でも、少し調べれば、
世の中の事例や、ビジネスノウハウや
ほぼタダで手に入ります。
偉人の名言なんてものも、
インターネットで調べて、
そのまま言うだけなら、誰でも言えます。
ただ知っていることには、
もはや価値がありません。
何を言うか?だけでは、あまり価値がありません。
では何に価値があるのか?
それが「誰が」言っているか?です。
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日常の中で、
こんなことありませんか?
自分勝手な仕事のやり方ばっかり。
実力もなく、成果も大したことない。
そんな人から、
「第三者の評価を意識した
生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。」
と言われたらどうでしょうか?
なんて自分勝手な奴!とか、
「口だけは一人前とか
「お前が言うな!」とか
思うと、思います。
実はこれは、日米通算4367安打の
イチローさんの言葉らしいのですが、
仮に評価について悩んでいる時に、
イチローさんに相談したとして、
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「第三者の評価を意識した
生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。」
出典:イチローの名言・格言
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と言われたら、
人の評価の前に、自分がプロとして
相応しい働き方をしているのか?
今一度、自分に矢印を向けて
自問したりするのでは
ないでしょうか?
イチローさんでなくても、
自分の尊敬する日々の働き方・
スキル・業績を残している憧れの先輩
の言葉であれば、
受け取れるし、受け取る意味も全く
変わってくると思います。
つまり
『何を言うか?より誰が言うか?』
江戸時代も昭和初期も、勿論そうだった
のですが、AI革命時代はその傾向が
いっそう顕著になります。
私自身、
「お前がいうな!」でなく、
「あなたがいうなら♪」
と受け取ってもらえる自分
になっていきたいと思います。