優先順位を考える

おはようございます♪
今日は666号、ゾロ目です。

「仕事は個性と長所を活かし、
自他物心を豊かにする最高の活動」。

それを実現する個が輝くNo1企業づくりを、
共感自動の組織づくりと
マーケティングで支援する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。

会社経営は、掲げる旗印に集う
人生経営者を輝かせ、増幅させて
黒字にするもの。

このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。

優先順位を考える

昨日、コロナ禍でのマスクを題材に
意見を明言することの大切さを
お伝えしました。

今日も、コロナの話題をもとに、
「考える」ということを考えます。

今、新型コロナウィルスに対抗する
ためにワクチンの開発が進んでいます。

ただし、ワクチンが完成しても、
最初から全員に必要量いきわたる
ことはないはずです。

生産能力の問題があるから
当たり前の話です。

ここで、問題が発生します。

誰からワクチンを優先的に
受けるか?という問題です。

政府は、病院勤務の方と高齢者に
ワクチンを優先的に受けてもらう
方針とのことです。

あなたが、総理大臣なら
どう判断しますか?

政府が言っているから…で
思考停止する人しかいない会社は
これからの不確実・激動の時代、
厳しいでしょう。

色々な選択肢が考えられます。
依って立つ価値観によって、主張は
変わると思います。

〇〇が正しいという
客観的な解はありません。

(正しいという言説自体が
 価値観の反映であり、意見です)

例えば、以下のようなものがあるでしょう。

・高齢者よりも、未来をつくる
 子供達を優先すべきだ。

・全体のことは知らない。
 私と私の家族を優先してほしい!

・重病化するリスクの高い人を優先
 するというのであれば、年齢でなく
 気管支系疾患を抱えている人と、
 既に入院中の方を優先すべきだ!

・社会的に影響度が高い人から
 ワクチンを接種すべきだ。

・市場原理に従うべき
 (お金を沢山払える人優先)

・みんな平等に、同時にいきわたる
 まで全員でワクチン接種を我慢すべき

・感染者割合の高い地域から
 接種すべき

我がままと感じられるものも
あるかもしれません。

しかし、それも考え方で、
どの視点・視座・視野で見るか?
によって絶対不正解とは
言えないはずです。

『命は平等、だから私には優先順位
 なんて付けられない。』

という選択肢は上記に含めませんでした。
これは、優先順位の意思決定の放棄で、
耳障りだけは良いですが、
これでは責任者はできないからです。

ものごとの優先順位には、
その人の考え方や価値観が
明確に反映されます。

会社経営・日々の業務でも
このような優先順位をつけるべき
ことが色々あるはずです。

その人それぞれ…でなく、
会社で決めるべき優先順位も
あるはずです。

御社では、どのような事柄に
対して、そのような優先順位で
経営をしていますか?

PS.

コロナを題材にしていますが、
主題はコロナではありません。
前号含め、コロナについて云々…という
ご意見は受け取れませんのでご理解ください。
念のため。