V字回復する会社の特徴

先日、とある会社の銀行団への業績報告会議
に参加しました。

今回、銀行団には、大きくV字回復したことと、
未来にむけた展開をチームメンバーと共に
伝える事ができました。


内容的に、会社を特定できるようなことは
何も書けないのですが、

一重に、新規引き合いを増やせる仕組みづくりを
コツコツとされてきたことと、

注力領域の明確化、
営業マネジメントの徹底を進めてきたこと、
何よりも経営陣が諦めずに頑張り続けた成果
だと思います。

銀行団の言葉が以前とは全く変わったことが
とても嬉しかったです。


さて、今までに関わってきた業績不振の
会社の中で、V字回復する会社も複数あり、
なかなか回復しない会社も複数あります。


勿論、会社により様々な業種業態や事情がある
のですが、一つ共通点があるとすると、
売上高総利益額が増えていることが挙げられます。


赤字企業の場合、まず費用削減を考えるのですが、
費用削減だけで上手くいった会社は、
私の関わりの中ではありません。


勿論、費用削減は大切です。

しかし、私が関わった中においては、
トップライン・売上をあげる施策が成果をあげるか、
不採算事業を見極めて整理して、収益領域に事業を
絞り込んで、売上高総利益率をあげるか、
のいずれかのパターンが全てです。



もう一つの共通点は、社長がしっかりと
リーダーシップを発揮していることです。

私(経営コンサルタント)への依存度が高いと
感じるところは、なかなか上手くいかないようです。



今回、業績が厳しい会社がV字回復したパターンの
共通点という形でお話しましたが、
これはどんな会社でも大切なことだと思います。



あなたの会社の限界利益額は上がり続けていますか?

そして、外部専門家を有効活用することはOK、
しかし依存していたら注意してくださいね。