プロセス設計&推進力の時代へ

先日、さんよし会では初めてのネタとして
「合意形成」をテーマにワークショップをやりました。

パン屋さんを事例にして、店長さんと従業員さん役
にそれぞれなってもらって、ある事象に対する
意思決定を一緒にしてもらうということです。


大枠は、

1)事象に対して、どんな問題が発生するか
  洗い出す

2)解くべき問題を明らかにする。
  重要度・緊急度・真因
  (問いの質を上げる)

3)解くべき問いに対して考えられる対応を
  視座・視野・視点を変えて洗い出す

4)インパクト・実現可能性・実現速度
  などで打つべき施策を決める


合意形成のプロセスを辿りながら、
ブレイクアウトルームで、役になって
2店舗に分かれて、議論してもらいました。


各ブレイクアウトルームを巡回していると、
話合いの場の作り方もそれぞれ異なり、
またアウトプットもずいぶんと違いました。

面白いなと思いました。


生成AI時代において、ただ答えめいたものを
知ることにほとんど意義はありません。

ルーチン作業でない限り、
未来に向けた仕事に絶対の正解はなく、
正解を自分達でつくっていく力や、
決断を正解にする力が大切です。


学び自己変容させていく力と、
プロセス設計&推進力の時代だなと
改めて感じました。


さんよし会では正解より、正解をつくる力や
対話・共感・感じ考える力を育て合う
ことを大切にしていますが、
今回の合意形成シリーズもまたやってみたい
と思いました。


さて、あなたは、自身のプロセス設計&推進力
を日頃鍛えていますか?