だから理念が組織を変えるんだと実感した日

チームSKM 池原です。

今はまさにゴールデンウィークの真っ最中。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

ゴールデンウィークと言っても
うちの場合は、奥さんは仕事、息子も受験生なので

私はここぞとばかりに、溜まっていた本を読んだり
普段振り返りが出来ていないことを振り返ったりと
好きなことに時間を使っています。

この4月から新しい生活が始まった方も
いらっしゃるかもしれませんね。

私もこの4月から
ある次世代経営者が集まる会の
サポートメンバーとして
運営に携わらせて頂いています。

その中で先日とても素晴らしい学びを
得たので、今日はその話をさせて頂きます。


<理念経営はやっぱり大事>

その会とは
元々親御さんが経営者をしていて
次に代替わりを控える次世代経営者の方が
家業を継ぐ前に、経営について学ぶことを
目的としています。

年齢も性別も様々な約30名ほどの方が
参加しておられます。

4月から週1回のペースで
講義が行われます。

先日行われた講義が
「経営理念を考える」といった内容で
ベテランのプロ講師の方が
まず経営理念についての講義をされました。

「みなさん、自社の経営理念はありますか?」
という質問に半数ぐらいの方は
「ある」と答えているものの

内容については、まったく思い入れはないといった方ばかりでした。

その講師の方は言いました。

「社員が社長の顔色ではなく
 ”経営理念”を見ながら仕事をするようになれば
 会社の業績も、社内の雰囲気も
 絶対に良くなります」と。

とは言っても、何で大事なのか
皆さん、ピンとは来てませんでした。

そこから、講師の方は
様々な企業の例を挙げながら
経営理念を軸に据えた理念経営の
素晴らしさを語っていきます。

身近な例を挙げながら
伝えていくので、とても皆さん
「たしかに」とか「あるある」といった
表情で、午前中が終わるころには
皆さん、経営理念を大切にしないといけない
と口々に語られていました。


<学びを最大化するために必要なこととは>

凄いのは午後からの講義でした。

午前中に経営理念の大切さに気づいたところで
午後からは、その会の運営理念を作るという
ワークショップが始まりました。

どういうことかというと
その会は1年間続くので、メンバー同士が
どんな想いをもって1年間を過ごしていくのかを
”運営理念”という形で作り上げるというわけです。

そこから
チームに分かれて
議論に入るのですが、ここで
講師の方がワークの進め方を丁寧に伝えます。

「他人が話をしている時は邪魔をしない」

「他人の言うことを否定しない」

「人の意見を聞いて感じたことをどんどん模造紙に書き込む」などなど。

普段と違うやり方で
それぞれが否定されない場で、好きなように
意見を言い合います。

またグループの人を定期的に
バラバラに入れ替えて、多くの人の意見が
しっかりと混ざるように工夫しながら

1回15分間×4回セットで理念づくりの材料に
なる対話を行いました。

自分はどう感じたか
他人の意見、他のグループでは
どんな意見が出たかなどしっかりと
振り返りの時間を取りながら

最終的に
「どうすれば会全体の学びが
最高の学びとなるか」についてみんなで考えて
「運営理念」が出来上がりました。

彼らは
言われたようにみんなの意見に耳を傾け
自分なりに思考を深め、その気付きを共有していました。

そして気づくのです。

「素直に人の意見を聞いて
 それを自分の頭で考えて、恥ずかしがらずに
 発表し、気づきを共有し、みんなで学び合う。

 このプロセスこそがその場を
 最高の学びの場にするために必要なことなんだ」と。

講義を外から眺めていて
本当に緻密に設計されたプロの研修を
体験出来て、個人的にも大きな学びとなりました。


<経営者自身が社員の気持ちを追体験>

最終的に、それぞれのグループが考えた
アイデアを、人気投票で決めるという形で
「運営理念」が作られたのですが

他の班が考えたものでも
その中には自分が考えた、または共感した
フレーズや要素が入っています。

だから、最後の振り返りでも
みんなが納得して、その理念で一年間頑張っていきますと
発表されておりました。

理念を作ることで
チームに一体感が生まれ、それを胸に
みんなで高め合える1年間にするという、最初に行う講義としては
これほど素晴らしいやり方は他にないなと思いました。

そして、その講義の後に
懇親会があったのですが、メンバー口々に
「こんなことやろう」「あんなことやろう」と
どんどん意見を出しあいながら、それはとても盛り上がっていました。

まさに自走する組織です 笑

そして、私はその姿をみながら感じました。

経営者自身が
こういった場で、組織が活性化する体験を
していれば、それを自社に持ち帰って
社員の意見を否定するのではなく
素直に受け止めて、「よしやってみよう!」と
きっと言ってくれるのではないかと。


<これからどんな成長が見られるのか>

この会は、まだ始まったばかり。

これから1年間、受講生の方の学びを
さらに深めるためにしっかりとサポートしていきたいと思います。

そして、卒業されるときには
皆さん、どんな姿になっているのか。

それは自分自身の成長も含めて
楽しみでしかありません。

人と人が出会って、そこで
交流することで、新しい何かが生まれる。
本当にそういった機会を大切にしていきたいと思います。

さんよし会も、そんなきっかけを与える場を提供しています。

ぜひ皆様とお会いできるのを楽しみにしています。


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