雄弁は銀

おはようございます♪

人とチームの生産性革新を通して
「働き甲斐」と「業績」を同時に高める

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

ネットミーティングで「言葉の力」
について話す機会がありました。

一つは話の内容(何を話すか?)、
一つは話す文脈について、
もう一つは話す場面設定について
です。

そんな話をしていて、
「Speech is silver, silence is golden.」
(イギリスの思想家・歴史家の
トーマス・カーライルの言葉)

という言葉を思い出しました。

日本語で言えば、
「雄弁は銀、無言は金」。

また、雄弁(銀)以下でいえば
日本語には「蛇足」という言葉
がありますね。

これは中国の「戦国策」の故事成語
ですが、余計なことをして全体が
台無しになるようなことです。

そこで、私自身が、雄弁(銀)なら
まだしも、蛇足になってしまいがち
な時の場面を想像してみました。

私が「蛇足」になりがちな時を
告白してみるとこんな感じです。

●相手の受け入れ状態を忘れ、
自分の気持ちのままに一方的
に話してしまう時

●自分をよく見せたいと、
いう意識が強い時

●自分を正当化しようという
気持ちが出てしまっている時

●何か指摘されて、何かを
取りつくろおうとしてしまう時

列挙してみると、
相手のことより、
自分に意識が傾いている時
が全てですね。

ビジネスにおける対話や議論は、
相互理解もありますが、相手の
ためにするものです。

我田引水ばかりでは
お互いに上手くいきません。

もしかすると、
あなたにも当てはまる
ものがあるかもしれません。

まず、相手を理解する、
理解するためによく聴く、
相手のために話す。

自分の一言一句を観察し、
そんな「沈黙(金)」も意識
したコミュニケーションを
していきたいものです。