顧客要望のその一歩先へ
※企業秘密的な所もあるので、ぼかして書きます。
先日、あるご支援先の企業様で、いいお話を聞きました。
B2B(法人向けにビジネスをされている)企業様
なのですが、素敵な表現技術をお持ちです。
その表現技術をつかって、
ちょっとしたノベルティのサンプリング配布
をされました。
すると、そのノベルティをもらった企業様が
その企業様を利用されている生活者(一般消費者)
の方にその商品を配ってみたところ、
生活者の方から、
「これは凄くいいですね♪」
「どこで売っているのですか?」
「もらえて、すごく嬉しい」
と沢山のお喜びの声があったそうです。
そして、即そのB2Bの先のお客様から
たくさんの注文が入ったとのことでした。
早速、その成功事例を活かして
更なる展開を考えよう!
ということになりました。
B2Bのその先にいる生活者を見据えた
商品開発が、そのB2B企業に売上を
もたらしました。
B2B企業は大きく二通りあると思います。
一つは、
顧客企業の要求に応えることのみの会社
もう一つは、
顧客企業の価値向上を主体的に考えて、
顧客企業に提案していく会社
(勿論、顧客要求への対応もします)
利益率を取れるのは、当然後者だと思います。
B2B企業で、業績V字回復する企業の共通点
として、「顧客企業のその先まで考えている」
ということがあげられると思います。
B2Cでない場合、どうしても顧客企業の
要望に応えることに意識が行きがちですが、
顧客企業の要望の、その一歩先に目線を
向けていきましょう。