議題を再定義する
おはようございます♪
「仕事は個性と長所を活かし、
自他物心を豊かにする最高の活動」。
それを実現する個が輝くNo1企業づくりを、
共感自動の組織づくりと
マーケティングで支援する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。
会社経営は、掲げる旗印に集う
人生経営者を輝かせ、増幅させて
黒字にするもの。
このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。
議題を再定義する
数回にわたり、先日行った、
チームGAによるグループ思考法、
アイデア発想法の研究合宿で
取組んだ、手法について紹介していきます。
今回は、「議題を再定義する」ことについて。
すべての会議やミーティングには、
なんらかの議題・テーマがあるはずです。
いや、うちの会議は議題ないよ。
昔から毎週やることになっているから、
議題は特になくても回っている…
または参加者として意識することがない。
という場合は、その時点で、
生産性の低い、時間浪費型会議に
なっている可能性が
極めて高いので要注意です。
さて、前提として、その会議・ミーティング
には何らかの議題があるとします。
その時に私たちが最初に目を向ける
のは、その議題をどう解決するか?
ではなく、その議題設定でいいのか?
ということの検証です。
議題・問いそのものに、
解決策の方向性が内包されていること
が多いことを考えると、
最適な議題からスタートすることが
生産性向上にとても重要だからです。
例えば、職場・働き方改革を考えるときに、
『なぜ、離職率が下がらないのか?』
というテーマでスタートすれば
原因の探索と特定が議論の中心になるでしょう。
犯人探しが始まるかもしれません。
一方で、
『育児・介護中でも働きやすい職場とは?』
というテーマで議論をスタートさせれば、
育児中の方、介護中の方の現状理解と課題、
それに対処するための方策検討が
議論の中心になるでしょう。
どちらが適切な議題・テーマになるかは、
状況によって違うと思いますが、
何となく設定した議題・テーマが本来得たい
結論に対して遠回りなものになって
しまっていた場合、
この議題で会議をはじめた時点で、
高い生産性・質の高いアウトプットは
期待できません。
あたなのいつも参加しているその会議、
議題・テーマは得たい成果に
最短距離の問いになっていますか?