「出る杭」がルールを変える時
チームSKM 吉田です。
2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪。
連日のオリンピック報道、熱いですね。
皆さんも寝不足気味ではないでしょうか。
先週のスノーボード ずごかったですね
ビックエア、ハーフパイプ・・・
思わず手に汗握りながら見入ってしまいました。
実は私、スノーボードには少々思い入れがあります。
今は膝を痛め、すっかり観る専門ですが、
若い頃は会社の仲間とよく雪山へ行ったものです。
30年以上前、当時はまだスノーボードが
滑れないスキー場も多く、「出る杭」扱いの存在でした。
1998年の長野五輪で正式種目となり、
ようやく市民権を得た。
そんな記憶があります。
小さなコブを越えるだけでも
必死だった自分からすると、
テレビ画面の中で繰り広げられる華麗で
ダイナミックな空中戦は、まさに別世界。
ワクワクして見入ってしまいます。
<強すぎるゆえの「懸念」>
特にハーフパイプ男子の日本勢の強さは
圧倒的でした。
メダルを獲得した選手はもちろん、
惜しくも届かなかった選手たちにも、
それぞれ積み重ねてきた努力、ドラマがあります。
ただ、その姿を見ながら、
私はある「懸念」も抱きました。
日本人が強くなりすぎると、
ルールが変わるのではないか。
過去にも、日本が圧倒的な強さを誇った
競技では、ルール改正が行われてきました。
例えばスキージャンプ。
日本勢が活躍した後、板の長さと身長の比率、
スーツの規制などが強化されました。
安全性や公平性という合理的理由はありますが、
結果的に日本勢が暫く低迷したのも事実です。
競泳のバサロ泳法も同様です。
潜水距離に制限が設けられました。
卓越した技術が速すぎると判断されれば、
ルールそのものが調整される。
スポーツの世界では「公平性」の名の下に
ルールが変わります。
見方を変えれば、突出した強者を既存の枠組みに
戻そうとする力が働くとも言えます。
<ビジネス界に広がる「ルール改正」>
この構造は、ビジネスの世界でも同じです。
革新的な企業やサービスが既存秩序を揺るがすとき、
しばしば「規制」という形でルールが
書き換えられます。
独占禁止法の適用強化や、新法の制定。
近年ではスマホソフトウェア競争促進法の
施行も象徴的です。
巨大プラットフォーマーの勝ちパターンが
固定化すれば、その構造自体が見直される。
また、ふるさと納税もそうでした。
創意工夫で寄付を集めた自治体が
現れるたびに、返礼品割合や経費算出
ルールが厳格化されてきました。
退職代行ビジネスも、法律との境界線の中で
議論を呼びました。
このようなグレーゾーンを突くモデルは、
制度整備とともに見直しがされていきます。
成功しすぎる(出る杭)とルールが変わる。
これは決して特殊な話ではないと思います。
<経営者としてどう向き合うか>
では、経営者・リーダーとしてどう対峙するか
それは
「ルールは不変ではない」
という前提に立つことです。
業界構造も、規制も、市場環境も変わります。
今の勝ちパターンが永遠に続く保証はありません。
だからこそ、
・次に変わるルールは何か
・規制強化か、緩和か
・テクノロジーは何を壊すか
・そして、急速に進むAIの動きが
自社に何をもたらすのか
常にアンテナを張り、仮説を持つことが重要です。
成果が出ていないなら、変化点を味方につける。
成果が出ているなら、変化を前提に次の布石を打つ。
ルール改正は逆風ではありません。
むしろ「次の成長ステージへの入口」です。
オリンピックの日本選手たちは、
ルール変更を言い訳にせず、
それを上回る個々の技術革新で再び頂点に
立とうしています。
中小企業の経営者の方たちも同じです。
出る杭を打たれることを恐れるのではなく、
「打たれても、なお伸びる杭」になる。
さて、あなたの業界で、
次に変わるルールは何でしょうか。
その仮説を持ち寄り、未来のルールを
一緒に読み解く場が「さんよし会」です。
一人で考えるより、視座の異なるメンバー同士で
議論する方が、はるかに精度は高まります。
未来は予測するものではなく、
準備するもの。
変化を味方にする準備を、今からは始めることが大切です。
その一歩を、さんよし会で共に踏み出しましょう。
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