法律的ホワイト・全体としてグレー?

おはようございます♪

「仕事は個性と長所を活かし、
自他物心を豊かにする素敵な活動」。

それを実現する個が輝くNo1企業づくりを、
共感自動の組織づくりと
マーケティングで支援する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。

会社経営は、掲げる旗印に集う
人生経営者を輝かせ、増幅させて
黒字にするもの。

このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。

法律的ホワイト・全体としてグレー?

様々なビジネスモデルが
生まれています。

それにより、従来には無かったような
問題も起きてきています。

たとえばUber Eatsでモノを頼むと
します。すると、届けてくれた人が
途中で交通事故に遭い、大幅に届くのが
遅れて、中の料理もグチャグチャに
なっていたとします。

この時、UberEatsを訴えて弁償して
もらうことはできるでしょうか?

また届けた人は労災を受け取れる
でしょうか?

これが最近、うちの近くに出来た
ドミノピザなら、おそらく大丈夫です。
弁償して、代わりのピザを届けて
くれるなりしてくれるでしょう。

ドミノピザの配達員さんも
労災的な扱いになるかもしれません。

しかし、UberEatsを訴えても、
UberEatsが弁償してくれることは
ないでしょう。

なぜなら、Uber Eatsは配達をする
個人事業主と顧客を繋ぐインフラに
過ぎず、

それを活用した仕事する人にも、
それを使う個人事業主にも
インフラとしての不具合以外に
関すること以外は何ら責任を持たないからです。

おそらく法律的にはホワイトで、
UberEatsを訴訟をしてもムダでしょう。

しかし、この例でいえば、
顧客は損失をこうむり、
配達員も何ら保護されません。

自己責任といえば、それまでですが、

従来のビジネスモデルであれば、
保護されていたことが、
保護されない、泣きを見る人が
増えるという意味では、

この事業構造の全体としては
グレーなところがあるとも言えます。

将来的に、法律や社会的認識が
追いついてくることもあるでしょうし、
テクノロジーが解決することも
あるかもしれません。

しかし、新しい技術やビジネスモデル
は新しい可能性や利便性を見せてくれる
反面、こういったマイナス面もあわせ
もっている。

新しいテクノロジーやビジネスモデルが、
新しい、道徳的・倫理的問題を
投げかけることがあるということも
考える必要があるように思います。

ビジネスのエコシステム全体ではグレー
だけれど、法律的にはホワイトだから
それでいいと考えるか、否と考えるか?

それは、経営者の在り方・考え方
次第と言えそうです。

※法律的に確認をとり、厳密な話を
 している訳ではありません。
 テクノロジーの変化がビジネスに
 変化をもたらし、新しい問題も生み出している。

 それをどう考えるか?
 その問いかけがこのメルマガの主旨です。

※理解しやすい例として、UberEatsと
 ドミノピザを出しましたが、
 いずれかのサービスも評価したり
 批判しているわけではありません。

 また、それぞれの事業を詳細に調査・
 裏付けとっている訳ではありません。
 その点、ご容赦ください。