物語とブランド価値

おはようございます。

三方未来よし経営のビジョン達成を
経営コンサル・企業研修で支援する

感動経営コンサルタント・中小企業診断士
佐々木千博です。



★今日のCONTENTS★

1|物語とブランド価値
2|動画 生産性をあげる5ステップ
3|お知らせ 感動物語コンテストのご案内

 1|物語とブランド価値



2回前から、物語るということを
テーマにお伝えしています。

昨日は、キャリアコンサルティングとしても
有力な一つの方法となっている
「ナラティブ・アプローチ」という
お話をしました。

主体的に幸せなキャリアを築くために、
幸せになれる自分物語を自らが物語れる
ことがとても大切という話でした。


20世紀の実存主義哲学者のサルトルは、
物語について、こんなことを言っています。

『人は常に物語の語り手であり、自分や他人
 の物語に囲まれて暮らし、自分に起こること
 すべてをそれらを通して観る。

 そして自分の人生を、自分がその物語を
 語っているかのように生きようとする』



この言に従えば、いい物語を生きている人は
幸せになりやすく、逆の人は幸せに生きにくい
ということになりそうです。



そして、これは人生だけではないようです。


商品の価値も、物語で決まることも多いです。


フェラーリが高価なのは、スペックでなく、
フェラーリのブランドが紡ぐ物語が
魅力的だからです。

そんなフェラーリに乗る自分の物語が
素敵だから財布が許す人は購入するわけです。

▼フェラーリの物語▼
https://car-moby.jp/article/automobile/ferrari/history-64/



ファッション業界でもそうです。

▼ルイ・ヴィトンの物語▼
https://louisvuitton-navi.jp/history/birth.html



ラーメン屋さんでもそうです。
例えば、私が時々、無性に食べたくなる
タイプの違う2つのラーメン屋さん
「天下一品」と「神座」。

どちらも、創業のストーリーが
お店に書いてあったりします。


我が家の近所のパン屋さんも、
どんな修行をして、今のパンに
行きついたのか?だから、おいしいんだよ。
とさりげなくお店に書いてあります。


スーパーブランドと比べると、
日常的な商品・サービスは、
ストーリーの比率は低いかもしれませんが、
物語が価値の一角を担っています。



さて、御社には、どんな物語がありますか?
その物語は、相手に伝わっていますか?