カッターと電動のこぎりのお話

こんにちは。
ほめニティ事業部長の中川です。

いつもありがとうございます。


大寒波が来ていますね~
お家の中は乾燥しやすいので、
加湿器などを使ってのどのケアを万全に…

 

さて。 
今日は、コーチング&ヒューニング®に関係するお話をいたしますね


皆さんは、本日のタイトルからどんなことを思い浮かべたでしょうか?  

カッターや電動のこぎりのモノの画像や映像を思い出されましたか
カッターや電動のこぎりを使っている時の音を思い出されましたか? 
カッターや電動のこぎりで何かが切れる感じを思い出されましたか

私ならば、カッターでシャーっと紙を切っている映像、 
電動のこぎりでヴィーンっと木を切っている感覚を思い浮かべます

この様に、人は、表象システムというものを使って生活をしています。
これは、人が持っている「五感による知覚システム」のことです。 


さらに、優位表象システムといって、
それぞれに最も好んで優先的に使う表象システムがあります。

主には、視覚、聴覚、体感覚があります。 

先ほどの私の例で言えば、 
視覚と体感覚で脳内の情報を引き出してくる傾向が強いということですね。 


コーチング&ヒューニングにおいて、 
この様にその人にどんな特徴があるかをつかむことができ、 
コミュニケーションの活性化に活用することができるというものです。 


先日、サポーターとして入っているコーチング&ヒューニングの講座内で、 
講師である田中誠先生のたとえ話が興味深かったので、シェアしますね。

 

日本人は総じて自己重要感が低い、 
それは教育現場で自己重要感・自己肯定感を高めるということをしてこなかった、  
例えば、テストで97点という高得点をとれたことではなく、 
100点に3点足らなかったことを指摘しがちである、ということです。


そこからの流れで、NLP(神経言語プログラミング)の前提のひとつである 
「人は、すべての人に能力がある」というテーマで、 
こんな例を説明していただきました。  


ただ素直に以下の状況を思い浮かべてください。 

その時の部下の表情を合わせて思い浮かべていただくとなお良いです。 
あたかもその場にいるかのようにその風景を頭の中に描いてみてください。  
(これをアクティブイマジネーションと言います。)

 部下がカッターを持っているとして、
 上司として部下に、 
 「3分以内にこのを切ってください」と指示できますか?  
 逆に、部下はそんな指示を聞いて、上司を信頼できますか?

 部下が電動のこぎりを持っているとして、
 上司として部下に、 
 「3秒以内にこのをきれいに切ってください」と指示できますか?  
 逆に、部下はそんな指示を聞いて、上司を信頼できますか?

どうでしょう? 

指示できませんよね~
信頼できませんよね~

カッターでは、時間内に木を切れませんし、
電動のこでは、きれいに紙を切れませんね。



つまり、上司が部下の持つ能力に特色や特徴がある事を知らずに、 
部下ができないであろうことを上司の尺度で語ったり、 
仕事として依頼していることはありませんか?
こうした仕事のミスマッチって起きていませんか? 
ということなんです。

 

それを防ぐには、
まず、自分のいいところを認めて、 
次に、部下のいいところを観察・認めて、
できること・できた事にフォーカスしていく。 


 この仕事をやるときの手際が素晴らしいな、 
 この仕事をやっている時は本当に楽しそうだな、 
 この仕事をやるときの周りの巻き込み力が凄いな、 


そんなほめポイントを上司から声に出して、 
部下をほめることがその大きな一歩となりますよね。  


カッターと電動のこぎりのお話、参考にしていただきますと幸いです。

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