AI頼み過ぎにはご用心

最近、生成AIを積極的に使う人が
増えてきた実感があります。

テクノロジーを上手く活用することは
とても重要と思います。

ただ、少し懸念していることがあります。


それは生成AI丸のっかりです。

結構なものが出力されてしまうので、
それを無批判的にそのまま採用する人が
増えてきた気もしています。


先日も、とある企業様への提案書で、
一見もっともらしいけど、ん?ん??と
思う内容が入っていて、文章もなんだか
その人らしくないのです。

「生成AI使った?」

と聞いたら、
「バレたw」みたいな反応でした。


生成AIを使うのは、全然OK。
しかし、ポイントがあります。


私が勝手に創ったのが「生成AIのPDCA」


P:プラン、プロンプト
 設計をしてプロンプトに落とし込む

D:生成AIが爆速でDo

C:批判的にCheck
  ファクトチェック、論理チェック、
  意図通りかチェック、伝わるかチェック

A:Ajust 自分で調整・フィニッシュ
     またはプロンプトを修正



これが大事です。
要は構想・設計力と、目利き・調整力 ですね。


そんなことが最近時々あるので、

最近、生成AI入門の研修のスライドに
入れた内容が以下の内容です。


ーー以下、パワーポイントに入れた内容ーー

AIに頼りすぎると、脳の能力が十分に活用されず、
以下の悪影響が懸念されます。

1.思考力の低下
 自分でしっかり考え、試行錯誤する機会が減る。
 複雑な問題に、自力で解決策を見つけ出す力が弱まる可能性がある。

2.批判的思考の欠如
 AIの生成情報を鵜呑みにする。ファクトチェックが抜けたり、
 多角的な視点が失われる。バイアスに気づかず誤判断リスクが高まる。

3.論理的思考力やプロセス設計力の低下
 結論に至るまでの論理的なプロセスを組み立てる力が衰える可能性

4.発想力の低下
 AIは独創的なアイデアを生み出すことは苦手。AI依存で発想力低下リスク。
 AI出力の枠組に思考が限定される可能性もある。

AIはあくまでツールとして活用し依存しない。
人間の知的・創造的能力を維持・向上させるために、意識的な努力も必要。



ーーここまでーーー


生成AI 使っても、使われるな!